2月9日(木) 大阪府立牧野高等学校1年生英語暗唱大会が開催されました。


牧野高等学校は府教委から「使える英語プロジェクト事業」の指定を受け、
英語力という切り口で、地域の小・中学校との連携に今年度からとりくまれています。
そのことについて、地元の三島議員からのお誘いも受けて、以前に牧野高等学校吉村校長のお話を伺いました。地域の学校が、小・中だけでなく高校までのつながりで子どもたちを育てていこう、という校長先生のあつい思いに触れて、大変良い時間を過ごさせていただいたのです。


そこで、暗唱大会で、牧野小学校との英語交流の報告もされるということから、英語暗唱大会を見学させていただきました。
「A Dog Of Flanders」12章ありますが、それぞれのクラスがその章をするかを選び、
クラスから、代表男女1名ずつを選び、クラスで、要約をパワーポイントで発表する。

暗唱大会そのものも、実行委員会形式で、司会や、余った章は、実行委員会で要約をパワーポイントで発表される 等々
1年生であっても高校生はすごいな! と正直思いました。自主性を重んじられている教師集団も!


ですので、普通、英語暗唱大会といえば、同じ内容を暗唱することによってコンテストとなるわけですが、
牧野高校の英語暗唱大会では、全員の発表を聴くことによって、「フランダースの犬」の悲しいお話を
全部英語で聴くこととなったのです。
暗唱大会として、スピーチを行った生徒からは、審査委員が上位3名を決定し、パワーポイントでの発表は、
生徒が1位を決めるというものでした。両方で総合優勝のクラスも決まります。

英語科の先生と、牧野小学校の教頭先生から、牧野小学校6年生との交流(T-NETと牧野高校教員が牧野小学校の授業に参加・牧野小6年生が牧高を訪問)の報告があり、

牧小の子どもたちが、高校3年生のお兄ちゃん、お姉ちゃんにインタビューを英語で一生懸命している様子も見せていただきました。

私は、校長先生とお話をさせていただきながら、「地域で子どもたちを育てていく」それを、
いろいろな切り口で、小・中・高とつながっていくことで子どもたちの育ちを支援していくことが大切だという思いと、枚方でとりくんできた地元集中と理念は同じ!ということを再認識することができました。


なんだかと~ってもうれしくなって、そして高校生の発表もすばらしくって、
素晴らしいプレゼントをいただいた気分になりました。
私の立場から、またできることをお手伝いさせていただきたいし、ともに進めていけたらいいな、とおもっています。

牧野高等学校の生徒さんたち、教職員のみなさんに…ありがとうございました!!