お盆でお休み中、映画を観にいきました。
「闇の子供たち」 タイが舞台で児童買春、人身売買、臓器移植(子どもの)などを問題視した内容です。
 原作は、梁石日(ヤンソギル)で、監督・脚本が、阪本順治です。
あまりにも重いテーマで、終わったあと、何をどう考えていいのかわからない状況でした。
 しかし、丁寧に取材をし、準備をしっかりされている映画で、観客に強く訴えるものがありました。「闇」に隠された真実の物語、値札のついた命、キャッチコピーだったのですが、その通りなんだと・・・
 こんな後味の悪い映画、観るんじゃなかった、と娘は言いました。
本当にそんな気持ちになります。でも、私たちは突きつけられたものから逃げてはならないんだ、とも思います。
 原作をまだ読んでいないので、また読もうと思っていますが、
私たちは、地球規模でというか、グローバルに物事を考えなければならないのだとつくづく思いました。
 需要があるから、供給があるのだと・・・そして現実は避けて通れないんだと・・・「事実」を知ること、まずそこから始まるのだと・・・今考えています。