5月26日(土) も3カ所の集まりに参加しました。


まずは、10時半から、大阪退職女性教職員連絡協議会 第45回定期総会 (アウィーナ大阪)に参加しました。この総会で、大阪府退職女性教職員の会(大阪府退女教)と名称を改められました。
大寺会長の挨拶から、ご来賓の挨拶まで、ほとんどが昨年のW選挙以降の厳しくなった状況に言及されました。それだけ切実な課題となっているわけです。行政のなすべきことは、本来弱者に寄り添うことから始めなければならないと思うのですが、大阪市長は、そうではなく弱者を切り捨てるところから出発しているようです。
それぞれしっかりと声を上げ続けていかなくてはならない、ということが確認できたと思います。
私たち日政連女性議員は、大阪府退女教の会員でありますので、来賓ではありません。
でも、一言ずつ挨拶はさせていただきました。言いたいことがいっぱいあって時間はなかなか守れませんでしたが…。
枚方退女教・しおん会からもたくさん参加されていました。12時半までが総会の予定でしたが、12時前に会場を出ました。


午後は、大阪市教職員組合第60回定期大会に出席です。
大阪市教組も今年度から、委員長が変わり、大阪市長が組合運動に対して攻撃をかけるような方なので、大変厳しい状況となっています。前日に、「大阪市教育行政基本条例」「大阪市職員基本条例」が可決したところだったので、より実感されるのではないか、と思いました。首長が変わることによって、それまで取り組んでいたことがすべてつぶされ、こんなに物事が変わっていくのか、と唖然としてしまいます。
すべては子どもたちのために…様々な攻撃を跳ね返していくために、頑張っていかなければ…


同じ弁天町界隈だったので、その後は、社団法人子ども情報研究センター第39回総会記念企画 に参加しました。総会もあったのですが、それは大阪市教組の定期大会と重なっていたので委任状を出していました。
「子どもとともに 楽しく考えよう 原発事故問題の話」 ゲストスピーカー「おしどり」 でした。
「おしどり」は、マコとケンの夫婦音曲漫才で、関西出身だそうですが、今は東京で仕事をされています。
針金でいろんなものをつくりながらの漫才を楽しんだ後は、昨年の東日本大震災での原発事故問題から、二人が、放射能の危険性を感じていることから、東電の記者会見のリアルな中身と、報道されている内容との差に気づき、自ら、政府・東京電力統合対策室の共同会見に継続的に出席して専門的な取材を行い、発信しているそうです。そこから、福島の被災者の方をはじめとする様々な方とつながっていき、社会に関心を持ち、発信を続けています。
吉本に所属しているわけですから、芸人としての仕事には、タブーが課せられます。番組はもちろんスポンサーがあるわけですから…雑誌などの取材を受けても、記事にならないこともあったそうです。
それでも、師匠である喜味こいしさんの戦中の経験からの反省で「芸人は、国の広報機関になるな。目の前のお客さんの幸せだけを考えろ」という言葉に、自分たちのスタイルを重ねているそうです。
そんなお二人のお話を聴くことができて、その場にいて良かった!!とつくづく思いました。
彼女たちが大切にしていることは「きちんと判断できる情報があり、選択肢があること」だそうです。同感!
医学部で勉強していたおしどりマコさんが、阪神淡路大震災を経験して、医学部を3年で中退をされ芸人になったいきさつも、素敵なお話でした。注目していきたい芸人ですね!