時間の流れは本当に速いものですね。
2006年もあとわずかとなりました。
小泉政権5年の結果、「格差社会」という言葉が定着し、さらにその格差が拡大されようとしています。
「ワーキングプア」という言葉まで、普通に使われている現実、本当に厳しい時代に突入したな、という実感の2006年でした。
子どもたちを取り巻く環境はさらに厳しく、痛ましい事件や事故があとを絶ちません。
参議院でも教育基本法改正案が可決されました。公聴会での意見や、「慎重に」という世論を無視して、改正すべきという流れを作るために、タウンミーティングでのやらせ発言や、動員など、本当に子どもたちの見本となるべきおとなが、それも政治をつかさどる責任ある人たちが恥かしげもなく…
また、防衛庁が「省」にもなる、ということも決まってしまいました。
本当にこの国はどういう方向に向かおうとしているのでしょうか。
国は、人がつくっていくものです。私はあらゆる暴力を許さない、すべての人権が守られるそんな社会を築いていきたいと強く思っています。
戦争は最大の暴力であり、最大の人権侵害です。決して起こしてはならないのです。
平和と平等を実現するために、私たちはこの国で、何をすべきなのか、何ができるのか、私は私がいるここから始めていきたいと思っています。
子どもたちに明るい未来を用意するのは私たちおとなの責務です。
共にできることから始めてみませんか。
私たちが住むこの国を私たちの手で変えることはできるはずです。
来年こそは政治を変えてみませんか