7月31日(日)は朝から大変忙しい日でした。


まずは、朝9時から始まる守口市長選出陣式に参加しました。



そして、一度家に戻り、市政ニュースNo.10を少しだけポスティングしてから、
ラポールひらかたに出かけました。
枚方市原爆被害者の会・原爆被害者二世の会の原爆展示を見学しました。
写真や絵が展示してあり、DVD上映もされていました。
千羽鶴を原水爆禁止枚方地区実行委員会で広島平和公園に持っていくのですが、
何人かで千羽鶴をおっておられました。私もほんの少しだけおりました。
今年の原水爆禁止世界大会広島大会へは、私が団長としていくことになっています。
千羽鶴も届けることになっています。


それからは、大阪歴史博物館に出かけました。
日本軍「慰安婦」被害者金学順さん証言から20年~『20年間の水曜日』日本語版出版を記念して~
という集会に参加しました。
金学順(キムハクスン)さんが日本軍「慰安婦」被害者として名乗り出て20年になりました。
日本軍の性奴隷被害者として、戦後50年間を性暴力被害者として苦しんだ彼女は、同じ被害経験を持つ女性たちに勇気を与え、共に立ち上がりました。
金学順さんだけでなく他に多くのハルモニが、恨をはらすことなく既に亡くなられていますが、今もなお傷は癒されず、私たちに問題の解決を投げかけています。
証言された頃の金学順さんの映像を観、本を書かれた韓国挺身隊問題対策協議会常任代表 尹美香さんのお話を伺い、
「20年間の運動から何を学び、何を継承するのか」という題で、藤目ゆきさん、梁澄子さんのパネルディスカッションがありました。


今年の12月14日で、ソウルでの日本大使館前での水曜デモが1000回目を迎えます。
「戦争と女性の人権博物館」建設によって、戦時性奴隷被害の記憶を残し、性暴力根絶に向けての取り組みがされ、未来に向けて本当に平和な世界をつくる希望が生まれると思っています。
ハルモニたちも高齢となり、健康を害されている方も多く、少しでも早い建立が望まれています。
当初の予定からは変わりますが、今年中には、オープンに向けての展望が発表されるそうです。


ディスカッションでは、何を継承していくか、ということで、「慰安婦」という言葉そのものが、教科書からも消えてしまっている今、学生たち若者は、知らない人が多いそうです。
でも、昨日の集会も予定されていた人数よりもずっと多くの人が集まりました。
語り伝えていくこと、記録し、記憶すること、そして活動し続けること、の重要性を集会参加者で確認した次第です。


稲見哲男衆議院議員が挨拶をされましたが、政府としての対応がなかなか進まない状況に恐縮しながらの挨拶でした。与党として、しっかりとした対応ができるように頑張ってほしいと願うばかりです。