6月29日(金) 2012年度平和憲法枚方市民の会 総会・講演会 が開催されました。
今年は、平日の夜6時半からの開催となりました。
役員体制に変更がありました。4人の方が代表となっていますが、雨森先生が体調のことなどもあり、今回降りられて、三木元市議会議員が代わりに代表となられました。
今まで、私自身もお世話になっている先輩です。憲法が改悪されないように、これからもともにがんばりたいですね!!


講演は、関西外国語大学の加藤昌彦さんが「戦争と差別 ~平和憲法を考えながら~」と題して行われました。
最初に、イラク戦争時の外国人部隊の存在についてのドキュメントを観ました。
そこで、昔から戦争では、結局社会的弱者が一番被害を受けている ことを強調されました。
アメリカでは、徴兵制が廃止されて以来、米軍は主として、マイノリティーと白人の低所得者層出身の志願兵によって構成されてきました。家計を助けるためや学資のために軍服を着る者も多いわけですが、帰ってきてもPTSDに悩まされたり、就職困難であったりと結局厳しい状況に置かれることは変わりがない、ということは「貧困大国アメリカ」でも明らかにされています。
急激に変化する世界 ということで世界統合へ静かなる進展があることも述べられながら、日本が誇れることを確認し、さらに続けていくべきであると締めくくられました。
誇れることって…原水爆禁止世界大会を毎年行っていること、植林運動等々
国際輿論をつくりあげ、盛り上がりをつくっていくことですね。


 


6月30日(土) 大阪教組教研全大会 が大阪中央公会堂で開催されました。
一之瀬委員長が主催者挨拶をされ、来賓を代表として連合大阪の方が挨拶をされ、基調提案が行われた後に講演がありました。
漫画家 石坂 啓さんが「子どもの未来は大丈夫か?」と題して講演されました。
講演内容はネット上に公開することができないので、書けませんが、石坂さんは、ご自身のお子さんの学校とのかかわりなどを、大阪よりも先行して様々なことが強行されている東京のことを話されました。
子どもたちの周りのおとなが、どういう夢や希望、ロマンやファンタジーを子どもたちに見せることができるかが重要、魅力的なおとながいない、かっこいいおとながいない、学校以外にも自分の居場所がある、楽しいことはいっぱいある、そんなメッセージを発信できるおとながいない、ことを強調されていました。
おとなが自信を持って自分の生き方を決め、生き生きと輝いていることって大切ですよね!


最後に、橋下市長や松井府知事が補助金打ち切りを決め、運営の危機に立たされている大阪人権博物館「リバティおおさか」理事長のアピールがありました。
「子どもが夢や希望を描ける施設となっていない」のが理由だと大阪市長・府知事が言っていますが、リバティおおさかの存在する意味や意義を理解しようとしていないことには、本当に呆れます。
人権を学ぶ場、知識を正しく身につける場、差別を見抜く力をつける場、そして差別を許さない意思を育てる場…リバティおおさかを存続させるために頑張りましょう!!!
リバティおおさかとピースおおさかは、民主党女性議員ネットワーク会議近畿の取り組みを行った時に、オプションで大阪が誇れる施設と案内させていただいた所です。