日にちを大きく前後させてしまっての報告となりますことお許しください。


5月19日は、朝から忙しくしていました。
10:00~ シティプラザおおさか で、民主党大阪府荘支部連合会 地方自治体議員団 総会が開かれました。2011年度活動報告 と 2012年度活動方針 が提案され、満場一致で承認となりました。
11:00~12:00 は、国会議員との意見交換会があったのですが、私は、同じ時間帯に総務委員会があったので、そちらに出席をしました。国会議員の話を聞けなかったのが少し残念ではありましたが…


第5回総務委員会は、その日に行われる政治スクールの開校式とそれ以降の講座内容の確認等が行われました。
今回の政治スクールは、応募が少なかったです。それはやはり民主党の現在の状況の結果となるわけで、仕方がないと言えば仕方がありませんが、スクール生にはしっかりとがんばっていただき、次期にはそれぞれの思いを大切にし、議員になっていただきたいですね。


政治スクール開校式がおわると、第1回目の講座となっているのですが、今回は、地方自治体議員団研修会と重ねての講座となりました。
北海道大学教授 山口二郎さんを招いて、「民主党のニューディールに向けて~政権交代からいかに前進するか~」と題しての講演が行われました。民主党政権として何をどう考え、これからどのようにしていかなければならないのか、を詳細に述べられました。
ローカルポピュリズムの台頭は、既得権者をターゲットにし、若者、庶民の深い絶望と不信感に起因するものです。公務員給与は、OECD諸国で日本は最低だそうですが、このような事実に基づいた政策論議を積み重ねていかなくてはならないと。誰に支持されたいのか・政策のベクトルを具体的に・党の統一をいかに作り出すか・次期マニフェスト策定に向けて 等々  社会運動との連携の重要性も話されました。要するに、私たちはどのような国を社会のどういうモデルをつくりたいのか、をはっきりさせなくてはならないと。
「分かち合い」か、市場主義を優先するのか、ヨーロッパ型の社会保障かアメリカ型の自己責任なのか、どちらを選ぶのか、てことですよね。今の経済状況の中では、現物支給(子ども手当、教育無償化、医療等)によって、賃金が低くても夫婦二人で働いて人間らしい生活ができる環境をつくっていくことです、と最後に話されたことに納得!でした。


 


その後は、北河内地区教職員組合の春季学習会が開催されている枚方市民会館に急いで戻ってきました。
北河内地区教組の総会の後、「近時の労働組合活動バッシングについて」と題して、弁護士の奥山 泰行さんの講演が行われている最中で、ほとんど終りの方でした。橋下大阪市長は、大阪市職員に対して、労使関係に関する職員のアンケート調査を行ったり、給与を一方的に大幅カットを行おうとしたり、最近では、職員の入れ墨調査をおこない、ペナルティを与えようとしています。組合潰しをえげつなく行っている状況です。
公務員労働者には、人権はないのでしょうか、と思います。
公務員には現時点では、労働組合法は関係ですが、憲法28条にある勤労者・労働者には変わりはないのです、という強い言葉にうなづいていました。


 


17:30~ は、ワークショップ虹 にて、豊田 勇造ライブ に参加しました。
今年も東日本チャリティライブで、チケット1枚で、1,000円のチャリティになります。
力強く、パワー全開で、唄い演奏する勇造さんは、スゴイ!!! という言葉がぴったりです。
「分かち合えば 余り、奪い合えば 足りず」 という言葉、山口さんの講演を思い出しました。
虹では、豊田 勇造さんのライブはこれからも毎年続けるそうです。