●【防災】会社に置いて置くべきと思う防災用品
東日本大震災のとき、会社から家に帰るのにとても時間はかかったものの、ラッキーなことが重なり、そこまで大変な思いはせずにすみました。
でも、同僚たちは寒空の下、何時間も歩いてようやく帰り着いた人たちが多く、また、帰れず会社に泊まらざるをえなかった人もけっこういました。
その経験から、職場に備えておくべきと感じ、その後、実際に用意したモノについて、今回は書いてみようと思います。
スニーカー
新しく買う必要はなく、むしろ履き慣れたスニーカーがいいです。
汚くなってきたから、そろそろ新しいモノに替えようかな、なんて思ってたら、ぜひその1足を!
地震の時は交通機関が麻痺します。
普段以上の距離を歩かざるを得なくなります。
また、地面にはがれきや割れたガラスなどが散乱し、足元が悪くなることが考えられます。
そんな中、底が薄い靴は歩きづらいだけでなくとてもキケン。
底が厚く、歩くことに適した形のスニーカーは長時間の歩行をサポートしてくれるだけでなく、足も守ってくれます。
あと、底が厚い分、地面の冷たさの伝導を和らげてくれます。
寒空の中、長い時間歩くことを考えると、歩きやすさと安全性に加え、寒さ対策も兼ね備えた靴=スニーカーを職場に置いておくことを強く強くオススメします。
ちなみに、東日本大震災のとき、当然のことながらスニーカーは置いてなかったので、「足痛いな」と思いながら歩いてました(..;)
もちろん、歩いてでも帰ることを勧めるわけじゃなく、会社に待機していたほうがいい場合もありますが、そういう時でもやはりスニーカーのほうが動きやすいし安全。
歩く歩かないに限らず、机の下に備えておきましょう。
フック付きのマグネットを使えば、机下の引き出しの側面に靴袋をぶら下げられるので便利です!
そして、靴下も一緒に入れておいてくださいね。
手袋
あたりには割れたガラスや壊れた建物など、危険物があちこちに。
足元が悪く、つまづいて転びやすくなっています。
意図せず地面に手をついてけがをしてしまうことも十分考えられるので、手を守るために手袋が必要だと感じました。
これに関しては、機能面を考え、新しく買いました。
とはいえ、どういうものが適しているか分からない(..;)
なので、簡単には切れなさそうな材質+手のフィット感を重視してガーデニング用の手袋を選びました。
ま、100円ショップですが。
もちろん、防寒対策としても手袋は大事ですよね。
ばんそうこう
けがはもちろんのこと、靴ずれにも大活躍。
ばんそうこうの箱自体、小さく邪魔にならないので、ぜひオフィスに置いておくといいですし、お財布に数枚入れておくとなにかと便利です♪
カイロ
帰宅途中、コンビニで買おうとしたら、売り切れでした。
あの日、とても寒かったので、みんな、考えることは同じだったようです。
夏には必要ないけれど、災害はいつ来るか分からない。
暑さよりも寒さへの対策のほうが、自分としては必要だったこともあり、カイロを1~2枚、会社に置くようにしました。
この他も、「あれば便利」なモノはあります。
が、職場のパーソナルスペースは限りがあるし、遠いところに置いておくのでは意味がない。
すぐ手に取れる場所=机周り だと思うので、そこに置ける範囲内での「用意すべきアイテム」をピックアップしました。
もちろん、これらを使わないにこしたことはないですが。
少しでも参考になれば嬉しいです。