●最近、手放しモードな理由はすきまがほしいから
ここ1週間ほど、さまざまなモノを捨てたり、メルカリに出したりと手放しモードに入ってます。
モノが増えたからなのですが、実は、物質的なことよりも、心の中をスッキリさせたい気持ちのほうが強いと感じてます。
皆さんも経験あると思いますが、試験前に突然、片付けなくなる!ってこと、ありませんでしたか?
わたしもしょっちゅうありました😛
あれは、とらえどころのない不安な気持ちとか、心の中のモヤモヤを、片付けるという行為で晴らしているのだと思います。
なにか行動を起こすことで、その問題は解決できなくても、少なくとも不安な気持ちを落ち着けられるということなんですよね。
目の前に積まれていた教科書とか、机の上の山が消え去ると、
それを見ているこちらの気持ちも、塊が消えてスッキリする。
ただモヤモヤを抱えているだけじゃなく、そのモヤモヤを行動することで解消できることに、喜びだったり充実感を感じるのですね。
いままさに、わたしも心の整理をしたくて、モノの見直しをしています。
ううん、モノを通して自分が本当に大切にしたいことを探してるってところでしょうか。
隙間がないのは余裕がないこと。
余裕がないって、なんていうか、呼吸が浅いって言うか、あっぷあっぷしてる感じなんですよね。
ちょっとしたことに過敏に反応してすぐ怒ったり悲しくなったりと、メンタルも不安定になってしまいがち。
生きていく上で、”すきま(余白)”って大事。
時間のすきま(余白)、モノのすきま(余白)、こころのすきま(余白)、頭のすきま(余白)。
さまざまなすきまがあることで、わたしたちの生活に潤いを与えてくれてると感じます。
ぎっちぎちだと窮屈で、考えたり感じたりする余裕もないもんね。
でもそのすきまを自分から作り出すことは難しい。
けれど、環境にすきまが作れたら、その分、そこに身を置く自分の心に余白が生まれる。
その余白がほしくて、モノを通して自分を見つめ直したくて、モノの手放しをしているところなのです。
だから、ただ単に捨てて済むわけじゃなく、一つ一つのモノと対話した上で、残す/手放すを決めています。
やみくもに捨てても心は整いません。
心からそうだと思えて初めて手放せるから。
そして、手放すという決断にOKが出せて、それで気持ちまでスッキリしておだやかになれるから。
ちょっと精神論のような話になってしまいましたが、
片付けようと思ったとき、とにかく捨てればいいと考えて捨てまくると必ず反動がきます。
心がOK出してないから。
そして、捨てまくった結果は、きっとあなたが望んでいた光景ではないはず。
簡単に、捨てれば片付くとは思ってほしくない。
あなたが心から納得して、何が手元にあれば心が満たされるのかを分かった上で選別してほしいのです。
ただその場だけきれいにしたいとかじゃなく、
心というか魂が震えるような片付けの手伝いをさせていただきたいと願っています。
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東京・港区
親・子の片づけマスターインストラクター
整理収納アドバイザー
野村高子(のむらたかこ)
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