●【中学受験】参考になった本と初模試で失敗したこと
中学受験生の教材整理やセミナーをしていると、整理とは別のことでさまざまなご質問をいただきます。
たとえば、
✓おすすめ本や問題集を教えて
✓何時に寝て何時に起きているか?睡眠時間はどのくらい?
✓習い事はやめたほうがいいのか?
✓学校見学で確認すべきことは?
✓全然スイッチ入らないけど、いつになったら本気になる?
などなど、ほんと、ママたちは常にお子さんを気に掛けていることがじんじん伝わってきます(^-^)
うんうん。
わたしたちの頭の中では、「受験生活ってこんな風」というイメージがあると思います。
それはおそらく、自分が経験した中・高・大の受験だったり、受験体験談に書いてあったことなどがベースになってるんだろうな。
でも、現実にはその描いていたイメージと違う様子だったりするわけで、慌てます。って、わたしがそうでした(^^ゞ
上に書いたような個々のお悩みには、自分の経験や塾の保護者会・先生からの情報などを駆使してお答えしていますが
この本もとてもリアルで参考になるので紹介させてください(^-^)
二月の勝者
漫画なので読みやすい!
本当に「そうそう!」と頷くことが多く、わたしは1巻のしょっぱなから涙が出てしまったほど、受験生活の様子が詳しく描かれています。
塾に行けば自然と成績が上がるわけじゃないし、親がガミガミ言えば言うほど、子どもはその場しのぎで切り抜けようとしたりもする(;゚ロ゚)
そして、親の寄り添い方もすごく参考になります。
もちろん、創作ですからすべてがこんなうまくいくわけじゃない。
けど、わが子もお友達も当てはまることがすごく多かった。
この時期はこういう風になりやすい、とか、ここを注意しておきたい、など、とにかく具体的に書かれています。
なので、受験生活でどういうことが起きるのか、あらかじめ知っておきたいという方は、参考になさってくださいね。
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ちなみに小6の4月は、全国模試を初めて受けるお子さんが多いと思います。
これまでは塾内のテストだったけど、6年生になると全国の中学受験生の中で何位か、偏差値はいくつかが分かる模試を受けます。
親はどうしても順位と偏差値にばかり目が行ってしまいがち(..;)
「これじゃ受からない」「○○さんのほうが上だった」など、焦りを口にすることも出てくるでしょう。
でも、模試は点数も大事だけど、分析とその後の活用も重要です。
それは、模試は各問題ごとに正答率が出るからです。
正答率が高い=多くのお子さんが正しく回答できる問題です。
なので、平易だったり素直な問題、いわゆる標準的な問題となります。
だから、それをちゃんと正答できていれば基礎ができていると考えられますし、できていなければ、即、基本に立ち返る必要がある。
そんな風に模試を活用していくのが、受験を経験して言えることなんです。
実はわたしもずっと、点数にばかり気を取られてしまい、わが子の問題点のあぶり出しに出遅れてしまったから(..;)
こちらもご参考になれば嬉しいです。
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東京・港区
親・子の片づけマスターインストラクター
整理収納アドバイザー
野村高子(のむらたかこ)
オフィシャルホームページ
ブログ (月・火・木・土に更新)
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