●片付けには、あなたの軸=基準が必要
東京・港区
親・子の片づけマスターインストラクター&整理収納アドバイザー野村高子です。
片付けに伺っていると、けっこうよく聞くのが
「主人が」「子どもが」
「それは〇〇と言っているから」
どういうことかというと、
判断の基準が、自分軸ではなく、すべて他の人の軸だということ。
もちろん、判断するのはそのモノの持ち主です。
だから、お子さんが子どもの頃に使っていたバッグとか、作った作品だったら、お子さんがどうするのかを決めればいい。
ですが、たとえばタオルが山のようにあって、使い切れない。
そんなとき、あなたならどうしますか?
新年を迎えるタイミングですべて取り替えるのもいいし、
未使用なら寄付してもいい
使っていてくたびれているものなら、掃除のときにどんどん使っていけばいい。
洗う手間(水も洗剤も)がいらないし、タオル自体も最後まで使い切れる。
など、
持ち主が特定されていないモノで、たくさんあって、扱いに困っているのなら、私はこう言います。
「あなたはどうしたいですか?」
困っているのは、私に依頼してくださった方です。
私が伺うおうちでは、家事をメインでやるのは主婦で、ご主人がやることはあっても、あくまでも手伝いです。
だから、モノが多くて片づけられない、掃除がしにくい、と困るのは奥様で、ご主人は困っていません。
ですが、
「取り替えるのはモッタイナイって主人が言ってるから」とか
「使い捨てはエコじゃないって子どもが言うから」
など、困っていない人の意見をそのまま受け入れてしまうこと、ありませんか?
あなたは本当にそれでいいのでしょうか?
片付けを成功させるためには、人に左右されない
あなたの軸=基準
が必要です。
私が伺うお片付けのサポートでは、常に「あなたはどうしたいですか?」と聞きます。
悩みを解決してほしいからこそ、ほかの誰かではなくて、あなたの基準を見つけてほしい。
最初からいきなり、基準を見つけて!は難しいかもしれない。
だから、小さなところからスタートしてみませんか?
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