東京・港区の、親・子の片づけマスターインストラクター&整理収納アドバイザー野村高子です。
ご訪問ありがとうございます。
あまりの寒さに、床暖房を入れてしまいました。
まだ10月なのに、どうしたんでしょう
たまたまつけたTVに、卓球の平野美宇選手のお母さんが出ていました。
平野家の教育方針が、いま、注目されていて、お母さんは、講演会に引っ張りだこなのだそうです。
そのお話の中で、私の耳に飛び込んできた言葉に、どっきり
食事のメニューや遊びなど、日常生活の中で、子どもたち自身に決めさせている。
自己決定のチャンスを多く与えることで、将来、大きな決断を自分自身でできるようにしたい。
というような内容でした。
ううう、、、耳がイタイです
だって、まるで正反対のことをやっていたから。
かつて、私も子どもに自分自身で決められる子になってほしいという思いがあって、ことあるごとに「自分で決めなさい」と言っていました。
それなのに!ですよ。
子どもが言ったことを、ほぼ否定
「それよりも、こうしたほうがいい」
と、必ずと言っていいほど、子どもの意見を却下して、自分の考えを押し付けてしまってたんです。
もちろん、その根っこには、”子どものため”の気持ちがあるのは確か。
アドバイスだという気持ちもありました。
それだとうまくいかないよね、ということが、ん~十年、生きてきた経験から分かるので。
だから、先回りしちゃうというか、予測できる失敗なら、あえて失敗しなくていいよね、って思っちゃう。
とか言いつつ、こんなことを思ってた!
失敗は必要。
イタイ思いを経験して、人は成長していくんだから、失敗歓迎!とか思っているワケです
もう、ワケわかんない
でもね、ほんとは全然、子どものためじゃなかった
意見を求められて、自分の意見を言う。
言うと必ず却下されて、親の意見に従わされてしまう。
これじゃあ、子どもは、混乱しちゃいますよね。
何も自分では決めなくなりますよね。
そして、娘は、というと、意思を表すこともなくなり、無気力な感じになってしまったのです。
その姿を見て、「なんで自分で決めないの?」とイラつき、責める私。
子どもには、本当にかわいそうなことをしてきました。
親・子の片づけで、「生きる力を育む」という考えを教わったとき、真っ先に頭に浮かんだのが、子どもの決定を却下している自分の姿でした。
そこでの大きな気づきのおかげで、今では、子どもの決めたことをできる限り尊重しよう、応援しようと行動するようになってきました。
もちろん、完璧なわけじゃない。
けれど、意識するのとしないのとでは大違いだな、とつくづく感じます。
もし、自分が違う方向に向かいそうになっても、意識があれば、軌道修正できる。
それに、「またやっちゃった」な時でも、すぐに子どもに「さっきはごめんね」って謝れる。
知ることで、私と子どもはとってもハッピーになれました♪
正直なところ、「え?それにするの?」と思う決断も多々あるけど(笑)、失敗は人生の宝だ!
明らかに危険なこと以外は、子どもの決めたことに向き合い、受け入れるように心がけていたら、変わりましたもん、ムスメ。
聞いてもらえる、って、こんなにも安心感があるのか、と、驚くほど。
自信もついてきたようで、積極的に行動することが増えてきました。
ずいぶんと長くなっちゃいましたが、平野選手のお母さんの言葉を聞いて、改めて、
子どもにきちんと考えさせ、決めさせる。
決めたことは応援する大切さを感じたのでした。
ファミ片(親・子の片づけ)と同じ!というのも、嬉しい発見でした~
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