● 子どもをコントロールしていた自分が変われた理由①~親・子の片づけストーリー~
港区の、親・子の片づけマスターインストラクター&整理収納アドバイザー野村高子です。
ご訪問ありがとうございます。
嬉しいサプライズがありました。
ムスメが朝食で使った家族分の食器を、自分から洗ってくれたのです。
「月に1回ぐらいはサプライズでお手伝いする」と言ったのを聞き、素直に(←ココ大事)
「ありがと~。助かるわぁ~」と返すことができました。
以前の私なら、間違いなくこう言ってます。
「月に1回?少ない!家族なんだから、やるの当たり前じゃない」と。
こうやって、せっかくの「やる気」を、バッサリと斬り捨てていたのです。
これでは、子どももやる気だけでなく、気力も自信も失ってしまいますよね
事実、そうしていたのが私であり、ムスメはどんどん、消極的で常に受け身になっていきました。
そんな私の思考を変えたのが、まさかの「片づけ」だったとは。
私にとっては思い出したくもない暗黒時代なのですが、少しでも参考になれば、と思い、3回シリーズで連載してみることにしました。
子どもが生まれ、きちんとした人に育てなければ、という気負いや、仕事と家事と育児の両立などで、気持ち的にも時間的にも、全く余裕がなかった私。
また、自分自身が育った環境で身についてきた「~しなければならない」「こうあるべき」といった親から受け継いだ決まりごとや思い込み、マイルールが、余計に私を縛っていたことにも気づきませんでした。
今だから言えます。
私は、相手を自分の思うとおりにコントロールしようとしていたのでした。
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子ども時代の私は、明るくて、天真爛漫で、とにかく目立ちたがりで、細かいことはどうでもよくって、男勝りで。
さらに、片づけなんて、ぜんぜんできなくて
いっつもいっつも、「片づけなさい」「ほんとにだらしがないんだから」と叱られていました。
(ま、懲りちゃいなかったんですけどね、、、苦笑)
成長するにつれ、それはいろいろありまして、性格はがらりと変わりました
片づけに目覚めたのは社会人になってからで、その後は、ひそかに片づけ上手を自負するほど、「私、出来てるじゃん」と思っていました。
子どもが生まれ、ママ友と行き来するようになると、「なんでこんなにきれいなの?」「小さい子がいるとは思えないきれいさ!」とか言われ、内心、ガッツポーズ。
その裏で、
片づける=見えないようにしまいこむ、見た目をきれいにする、パズルのように空きを作らず出来るだけ詰め込む
ことだと思い、とにかく隠す!きっちりしまう(しまいこむ)!
夫や子どもに私のやり方を強要し、思うようにやっていないと
怒る
ダメ出しをする
たとえやってくれても、「当たり前」だと思い、スルーする
自分の都合で片づけさせる
こんな日常が繰り広げられていました。お、鬼だぁ~
片づけするのはいいことで、それをしている私は正しい
子どものためにも、住環境はきれいに整えるべき
家族のためにやっているんだから、感謝されて当たり前
と真剣に思っていました。
片づけ以外のこともすべて、こんな調子です。
こんなキョーレツな母のもとで育った子どもは、果たしてどうなるのでしょうか。
次回に続きます。
あぁ、書いているだけでおそろしい、恥ずかしい、冷や汗が出る。。。
お読みいただきありがとうございます。
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