日本人の生活に馴染む人工関節で、関節痛に悩む患者さんを一人でも多く救いたい
今、全国で膝の関節痛に悩む人は、1000万人にものぼると言われ、
なかには歩行が困難になる人もいる。
そこで最後の手段となるのが、人工関節だが
国内で使われている人工関節の実に87%が欧米のもの。
そんな中、“メイド・イン・ジャパンの人工関節”作りに
力を注ぐ会社が岡山にある。
もともとは、船舶用のプロペラを作る「ナカシマプロペラ」。
( ナカシマメディカル・藏本孝一 63歳)
世界で3割のシェアを誇るトップメーカーだが、
25年前、工場を見学したある外科医が、0.01ミリの誤差をも
判断するその研磨技術に目をつけ
「プロペラを磨くこれだけの技術があれば、人工関節も作れるはず」。
この一言で、会社は人工関節製造に乗り出す。
1994年には医療事業室が立ち上げたが、
まるで畑違いの「医療分野」のため苦難は続く。
人工関節のほとんどが欧米からの輸入品のため、“椅子生活”に適するように作られ、
当時、“正座”など日本の畳生活にはフィットしない製品が多かった。
何とか、日本人向けの人工関節は作れないものか…
少しでも歪みやキズがあれば、使えない
職人たちは、来る日も来る日も人工関節を磨いた。
しかし、製品が出来上がっても、病院を回れば、「プロペラ屋がなぜ人工関節を作るのか」と
医師に冷たく言い放たれ製品が一つも売れない日々が続いた・・。
そんな中、支えたのは、整形外科医の勝呂(すぐろ)医師だった。
「外国製では、ここまで精緻な作りをしていない」―アドバイスを得て、
より膝を曲げることができる関節を完成させる。
そして、さらなる挑戦
それは、人工関節の“寿命”
通常は、10~15年程度で、年月が経つと、
患者は取り替える手術を受けなければならなかった。
たどり着いた人工関節の寿命を延ばす物質とは、
酸化防止作用のある「ビタミンE」
番組では、プロペラから医療分野へ転身した、飽くなき夢を追った。
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夢の扉+で放映されたそうです
地上派では見過ごしてしまったので
今夜のBSでの再放送を見てみたいと思います
BS-TBSで23時から放映されます
ほとんどが外国製なんですねー
私のは何処の製品なんでしょ
