春休みや新年度の前に新たに学習計画をたてる子もいるでしょう。
取り組む内容を決めておくのは「今日は何からやろうかなぁ~」なんて余計なことを考える時間をカットできるので非常にいいことだと思います。
計画を立てるときにまず大切なのは「やるべき学習をピックアップする」こと。
できれば、ちょこっとずつ積み上げていくものと並行してさらなるレベルアップのための応用へのチャレンジなんかもとりまぜておくといいかな。
まぁ何を学習するのかは本人のレベルによって違ってくるけど。
あとは、「継続してやれる分量に調整する」こと。
受験勉強では「一気にガーッ」とではなく、「少しずつコツコツ」が基本。
定着させるためには時間も必要です。
調子がいいときはやれるけど、気分がのらないとこなせない量にしてしまうと、結局だんだん尻すぼみになります。
一度途切れると「前もこなせなかったし、今日も別にいいか」ってなっちゃうのが人間ですからね。
そして、そこを見極めるには「自分がどのくらいのペースならやれるのか」の自己分析も必要。
問題集をやるにしても、2時間で10ページ進める子もいれば、その半分が精一杯という子もいます。
いくら学習には「時間ではなくどれだけやったかが大事」とはいえ、問題演習のスピードで2倍も差があれば、同じ内容のものをこなし続けるのは難しいでしょう。
時間は有限だし、睡眠時間だってある程度は確保しないといけないので。
もちろん「自分は問題を解くスピードが遅いからちょこっとしかできな~い」とめっちゃラクなペースでも今度は学力をつけれなくなるから、最低限の量はそれでもこなす必要ありますけど。
また、習熟度が上がって解答スピードがあがってきたり、難易度低めの単元を学習するときは少し上乗せして進めるなんて上方修正は全然アリ。
学習計画は問題演習のスピードを自己分析した上で、着実にこなせるような分量を見極めて立てていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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