「早起きは三文の得」といいますが、今朝早起きしてW杯のスペイン戦を観戦した人たちはそれどころじゃないカタルシスを味わえたんではないでしょうか。
スペイン代表のスタメンがあからさまなターンオーバーだったとはいえ、ドイツやスペインと同組のリーグで日本が首位通過とか10年前なら誰も信じなかったようなことが起きました。
しかもドイツ戦もスペイン戦もボールを握られ続け、おまけに先制されてからの逆転勝ちですからね。
入試でいうならD判定くらいから逆転合格したようなもんでしょう。
逆にドイツだけでなく、優勝候補の一角だったベルギーもモロッコに負けたのが響いて予選敗退。
ベルギーのデブライネ選手のプレーが大好きで、もう見れないのが残念だけど、まぁこれもサッカーです。
話を少し戻すと、逆転合格といえば、各予備校や塾のパンフの定番に在籍していた生徒の書いた「合格体験記」がありますよね。
どんな勉強をして偏差値を上げて、合格を勝ち取っていったかなど、実例があれば現実味も出るし、「うまくいったことをマネする」というのは受験に限らず成功のための常套手段。
参考になることも何かとあるでしょう。
一方、大学入試なんかは落ちる子の方が多い試験でもあります。
第一志望に合格した子の影にはそれ以上の不合格者もいますが、そういう子の体験談はなかなかフィーチャーされないもの。
得する人があまりいないですからね(笑)
しかし、失敗から学べることだってあるのもまた事実。
実はそんな失敗例をわざわざ紹介してくれているのが予備校の中では昔から学習管理に定評がある北九州予備校の「不合格体験記」
。(クリックするとebookに遷移します)
予備校生が「どうして自分は入試に失敗したのか」を綴っています。
バラエティ番組で「しくじり先生」ってのがありますが、あれの受験バージョンみたいなもんですかね。
最近の「しくじり先生」はネタに困ってるのか芸人登場回が多いのが残念だけど、番組開始当初みたくそうじゃないジャンルの人たちが出演してたときは本当に面白かったです。
この番組のオファーを受けるだけあって講師役の人が開き直ってる分、振り切ったトークになってたし。
話が逸れました(;^_^A アセアセ・・・
北予備ので紹介されてる子たちが落ちたのは国立大やそれなりの有名私大ではあるけど、ある程度共通しているのは、北予備の厳しめの学習指導を経験してるせいか「過去の自分の甘さ」を認識できていることかな。
「なんとかなるだろう」と思ってたらなんともならなかった、という具合に。
個人のSNSなんかでも不合格体験記はいろいろありますが、大体似たようなパターン。
でも、「不合格体験記」を書けるような子は絶対に成績は上がると思います。
自分の弱点を見つめ直すのは10代の子には決して低くないハードルでしょうが、その心理的障壁をクリアできてるってことですからね。
そういうのを読んで「あ、これ今の自分かも」なんて思い当たるフシがあれば、学習姿勢を見直すきっかけになるかもしれません。
「うちの子ったら、大学受験を考えてるのに危機感薄くて心配だわ」という保護者の方がいらっしゃったら、お子さんに一読してみることを勧めてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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