学習を進めていく際、ノートやプリントに文字を書くことは避けて通れないですよね。
うちの塾でも授業でICT教材は使っていても、問題演習はどうしても紙教材がベースになります。
嫌が応にも生徒の字を目にする機会は多くなるけど、成績上位層でもあまり字がうまくない子もいれば、成績がよくなくても字はきれいな子もいます。
強いて言うなら女子は割ときれいな字を書く子が多いかな。
ただ、一口に字が下手という中にも、ある程度学力のある子の下手さと極端に出来ない子の下手さはまたちょっと違うイメージはあります。
うまく言語化できないですが、出来る子の字の下手さって勢いにまかせてガーッと書いてしまうことで少し雑になっているイメージで出来ない子の字の下手さはそもそも形から違っていたり、全体のバランスがおかしかったりする感じ。
綺麗な字が書けるにこしたことないにせよ、最低限他の人が読める字は書いておきたいですね。
あと、別に塾で硬筆を教えているわけではないし、字の上手い下手についてどうこう言えるような立場ではないけど、修正させたいタイプの字はあります。
それが薄くて小さい字の場合。
上記のタイプは圧倒的に成績下位層に多いです。。っていうか、上位層にはまずいません。
学習への自信のなさが表れているのかもしれないけど、鉛筆の持ち方から違っていることもありますし、そもそも「めっちゃ見にくい」という根本的な問題があります。
数学で途中式とか書いていても、いつの間にか数字が変わっていたり、マイナスの符号を見落としたりしやすくなっている子も何人か見てきました。
分数とかも細い罫線の間に無理やり分母も分子もねじ込んじゃったりするから余計にゴチャッとしがち。
なので、まずは「もっと大きく書こう」とアドバイスするようにしています。
大きく書けば、自ずとしっかり鉛筆を握らざるをえなくなりますからね。
それだけでだいぶ違ってくるし、そのスタイルで一緒に問題解いて「ね、こっちの方が間違えにくいでしょ?」と体験させると納得もしてくれるでしょう。
気を付けないといけないのは、その薄くて小さい字がクセになっていることで、一旦注意してもしばらくするとまた元に戻ってしまうこと。
小学生なら割とすぐに修正できますが、中学生くらいだとその書き方が染みついてしまって、その方が本人的にもラクになっていることがほとんど。
何度かクドクドと指摘し続ける必要はあると思います。
それでも修正させきれなかった子もいて、そういう子は成績も頭打ちになりやすかったです。
薄くて小さい字がクセになっているようであれば、早めに修正させていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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