よく成績が伸びる子の条件の一つとして「目標がはっきりしている」というのが挙げられますよね。
たとえば、開業医の子どもで後を継ぎたいと思うなら、医学部目指すために中学受験を考えて小学校のときからバリバリやっていくことも多いでしょう。
どんなことにせよ目指すものがあれば、頑張れるのは間違いないと思います。
だから、某有名教育評論家あたりが「無理に勉強させたらダメなのよ~ん。子どもの好きなことをさせてやりたいことを見つけさせてあげるのがいいのね~ん。そうすれば、そのうち自然に勉強するようになるわよ~ん」なんてもっともらしいことを言うわけです。
では、みんながみんな将来やりたいことを早めに設定できるかというと、これは保護者の方も経験されていることだと思いますが、そうでもないです。
うちの塾で問い合わせ後の面談のときに一応「将来なりたいものとかある?」なんてことは聞いてみても、ぼんやりとイメージしてる子の割合が女子で3割あるかないか、男子だと1割もいないような気がします。
思春期で口に出しづらいだけかもしれませんけどね。
中学女子だと保育士やパティシエに興味がある子は一定数いました。
このへんはイメージしやすいというのもあると思います。
小学生だと「プロサッカー選手になりたい」とか「プロ野球選手になりたい」とか「アイドルになりたい」みたいなのもありますが、中学生にもなるとさすがに現実的に難しいことが見えてきたりするのもあるでしょう。
目標が決まっていないのが悪いかといえば、決してそんなことありません。
中学生くらいなら情報や知識の範囲も狭いので、イメージしやすいもの以外はなかなか目標にしにくいのは当たり前。
BtoBの職業なんて普段接することすらないですし。
中学生時点では将来の目標が決まっていない方が圧倒的多数派で、自然なこと。
ここはそれほど気にする必要はありません。
人生経験を積んだり、知識が増えることで「やりたいこと」自体が変わっていくことだって全然ありますから。
あくまで目標があった方が「ベター」というだけで、「マストではない」です。
高校生だと入試の学部選択で少し意識するようになるけど、大学生になってもイメージできない子はたくさんいます。
自分も高校時代はなんとなくイメージはしてるくらいで、具体的には「○○大学以上のところに進学する」くらいのことしか考えていなかったです(;^ω^)
ただ、「将来やりたいことが決まっていないから学力をつけなくていいか」といわれると、それもまた違いますよね。
学校の履修内容を通じてえる知識そのものは役に立つものもそうでないものもあるかもしれませんが、「学ぶ技術」や「問題解決能力」を養うことはできるし、それは経験値として蓄積されます。
「学校の勉強なんて社会で何の役にも立たない」なんてことをいうバカな大人もいるけど、その学校の勉強をしっかりやってきたかどうかで評価する人たちが結構いるのも事実。
某有名教育評論家の「好きなようにさせるのがいいのよ~ん」「勉強しろっていったらダメなのよ~ん」なんてのを真に受けて野放しにした場合、本を読むとかならまだしも、ゲームやスマホばかりにうつつを抜かして、本人が危機感をもったときにはニッチもサッチもいかない状況になってるなんてこともありますよ。
「将来を考えずにただ与えられた仕事をこなすだけではダメだ」という人もいますが、目の前のことをきっちりやれる人が評価されないことはないし、逆にいくら将来のことを考えていても目の前の「やるべきこと」ができなければ、もっとダメです。
社会に出ても「やりたいことをするためにやらないといけないことをする」なんてことはいくらでもありますからね。
「会社の体質を変えたい」と思っても、平社員では無理でそのためには出世しないといけないし、政治家でもないのに「世界平和に貢献したい」と思っても、できることは限られてしまいます。
「ポツンと一軒家」に登場するようなほぼ自給自足で生活できる強さのある人でないなら、生きていく上でどこかで他者からの評価にさられざるをえないもの。
中高生で将来の目標が見つかっていないのは自然なことだけど、であればなおさら開き直って、学校の勉強にしっかり取り組んで少しでも学力をつけることにしてはどうでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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