塾のある地方も先週あたりからだいぶ涼しくなってきました。


今の時期になると大学受験生も高校受験生も志望校は大体絞れてきていると思います。


高校だと基本的には自宅からの通学になり、まだそこまで選択の余地もないし、またその次に大学がありますが、大学受験となるとそこが最終学歴になることが多いので、いろいろ考えることもありますよね。


志望校選びの最優先事項は「本人のやりたい学問ができるかどうか」でOKです。


なりたい職業から逆算してその専門の学科があるところを選ぶのが一番いいですからね。


高校生くらいになるとそういうものの大まかなイメージもできているでしょう。


料理人になりたいなら食物関連の学科がある大学でいいと思うし、医者になりたいならどこであろうとなんとしても医学部に進学しないといけません。


今はインターネットでどんな指導教官がいるのかや大体どんなことを学べるのかも簡単に調べれるからいい時代になったもんです。


ただ、そんなにはっきりと自分の将来をイメージできていない子も中にはいるでしょうし、多くの人が就職することになる普通の会社ではそこまで大学での専攻を問われなかったりします(これはこれで別の問題もありますが)。


ちなみに自分の場合は高校時代から漠然と「高校で世界史を教える先生になりたいな」と思っていたので、歴史が勉強できて地歴の教員免許のとれるところってのは志望校選びの条件でありましたが、そんなのちょっと大きめの大学なら大体あるし、あとはまあできるだけ上位の大学ってのしかなかったですね。


当時は情報もそんなに得られなかったですし。


でも、それがそんなに間違った選択だったかと言われると、大学選びで間違ったという感覚はないです。


あ、もちろん高校時代にもっと勉強しとけばよかったという後悔はありますよ(^^ゞ


今だと志望校選びの際の定番のアドバイスとして「偏差値で選ぶな」「ちゃんと自分のやりたい勉強ができるところを選ぼう」なんてことがよく言われますよね。


尾○ママあたりがすごく言ってそうですが(偏見はいってますw)、他の多くの志望校選びのアドバイスのサイトなんかでもよく見かけます。


では、そのやりたいことがはっきりしていなかったり、どこの大学でもある程度とれるような資格がとりたり場合はどうやって選んだらいいのか。


個人的にはそういう場合はもう割り切って偏差値の高い、入試難易度の高い大学を志望校にするってのもアリだって思うんですよねえ。


入学するのが難しいということはそれだけ多くの人が「入りたい」、「入るメリットがある」って考えてるってことですよね。


金沢工業大学や秋田の国際教養大学のように入学難易度の割に大学で鍛え上げて就職で強さを発揮するところもありますが、そういったレアケースをのぞけばなんだかんだといって旧帝一工や早慶が就職でも有利なのは間違いありません。


やりたい学問についても東大や京大あたりなら大体のことはできるし、そこに対応する研究施設や教員も他の大学に比べて揃ってますからね。


入学難易度や偏差値が高いってことはちゃんとそれなりの理由があるので、そこを基準にして大学を選ぶのはあながち間違っていることでもないし、むしろ賢明な選択といえるかもしれません。


ていうか、そうやって大学選んでる子が多いはずですよね。


だって、実際に東大や京大に入れる学力があるならそっちを受けるでしょ?医学部志望以外であれば。


こないだ発売されたばかりのマンガ「二月の勝者」の第3巻でも主人公のライバル塾の講師が常に「偏差値の高い学校」を目指すべきです』と言うシーンがありますが、リアルな現実としてはハズレをひきにくい考え方ともいえますね。





もちろん難易度の高い大学に合格するにはそれなりの研鑽を積んでいかないといけませんが、そのリターンは必ずあるし、受験勉強を頑張った経験も自分の財産になるはずです。


「やりたいことが勉強できる」ってのは大切ですけど、よほど専門性が高い学問分野でなければ、それは上位の大学でもできることが多いし、よりハイレベルな講義を受けれる可能性も高いです。


なんだかんだといって周りの人も優秀なことも多いですからね。


「いい大学≒入るのが難しい大学」ってのはあながち間違ってないと思いますよ。


『偏差値「だけ」で志望校を決めるな』というのは正しいかもしれませんが、偏差値を真っ向から否定する考え方も極端すぎるかなって思います


だってそんな考え方が横行しちゃうと「大学選びに偏差値なんて関係ない!だから受験勉強なんて適当でいいんだー」ってなっちゃう甘々な子どもたち(親もそうなるかも)だって出てきちゃう恐れもありますから。


「志望校を偏差値で選ばない」ってのが浸透しすぎると受験勉強への甘さつながりそうでイヤなんですよねえ。


賛否両論あるかと思いますが、入学難易度や偏差値も志望校選びの際の立派な指標の一つになりうるものとしてとらえてもいいんじゃないでしょうか。


受験勉強だってきっとその後の自分が大学で専攻したい学問の役にたつこともありますからね。


あくまで塾講師としてはですが、安易な偏差値批判に踊らされず、子どもたちには少しでも上位の大学を目指して学習を進めていってもらえたらなって思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



一宮市大和町妙興寺の次世代型自立学習塾e-Study

http://www.e-study.school


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