問題数が多いテストの場合、解いていくスピードも重要になります。
ただし、スピードを意識するあまり慌てて書き殴ってもミスするだけですよね。
実は成績上位の子たちというのは問題数が多くてもそれほど急いで解いたりはしていません。
設問を見た瞬間に解答や解法が思い浮かぶようにしっかり準備しておけばあとは書くだけの状態になりますからね。
少々設問が多くても書くだけの時間なんてしれています。
そこへ到達するまでの思考時間をどれだけ短縮できるかが勝負の分かれ目。
たとえば習ったばかりのころは誰もが指折り数えていた小学校のときの一桁や二桁の四則計算も中学生になればパッと答えが出てくる子がほとんどだと思います。
これと同様に繰り返しやって頭の中にしっかり解法が刷り込まれていれば、他の事柄でも迷わずに手を動かして解答していけるようになります。
逆に試験中に設問をみて「この答えなんだったっけ?」と悩んだり、いろいろな計算方法を試したりしているようではどれだけ急いで鉛筆を動かしても時間は足りません。
速く解くとコツは闇雲に鉛筆を動かすことではなく、解答や解法を頭の中で瞬時に思い浮かべられるようにしておくことです。
英単語や漢字、理社の用語や数学の計算問題などはノータイムでできるようにしておけば、英語や国語の読解問題や数学の文章題、理科の実験問題や社会の資料問題などにじっくり取り組む時間も増えますからね。
実力がつけばスピードは自然に上がってきます。
問題数が多いと感じたり、試験時間が短く感じるのは自分の実力が足りないと思わないといけません。
テスト本番で慌てて解かなくてもいいように、普段から問題演習を重ねていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
一宮市大和町妙興寺の次世代型自立学習塾e-Study
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