私のバイブルの「株式投資の未来」の中で一番頭に残っているのは成長の罠についての部分です。
成長の罠とは、ジェレミー・シーゲル氏が提唱した投資理論の一つです。急成長している企業に投資したとしても、長期的に見れば必ずしも高いリターンが得られるわけではないということを示しています。
シーゲル氏は、200年以上にわたる米国株式市場のデータを分析し、成長率が高い企業よりも低い企業の方が株価上昇率が高かったことを発見しました。その理由は、成長率が高い企業は過大評価されやすく、将来の利益予想に対する期待値が高すぎるためです。
逆に、成長率が低い企業は過小評価されやすく、将来の利益予想に対する期待値が低すぎるためです。その結果、成長率が低い企業は市場の予想を上回りやすく、株価が上昇しやすくなります。
したがって、シーゲル氏は、急成長する企業ではなく、永続する企業に投資することを勧めています。