星詠み写真家の野本由美子です。
ちょっと、自分に問いかけてみて。
「今日の私は100点満点で、何点だったかな?」って。
以前の私は、こういう、何かを点数化して
答える質問に対して、
「60点」とか「40点」とか
100点て言っちゃったら、もう成長の伸び代がないみたいで、いやだったから。
でもそれは、
今日を精一杯生きていない自分への言い訳だった。
全力でできなったのは、時間がなかったから
本当はここに行きたかったけど、お金がないから無理
バタバタしちゃって、これには手をつけれなかった
だから今日は100点じゃない。
残りの点数は、明日以降にやったらいい。
ってそうやって逃げていたかっただけ。
人生の優先順位も考えず、ただ流されて、
大事なことをやらなかった言い訳をしたかっただけ。
精一杯生きるって、
肩に力入れてがむしゃらに頑張ることじゃない。
自分にとって本当に大事なことを、
今自分がもっているもの(時間とかお金とか労力とか)の
最善を尽くして、取り組むこと。
妥協をしないこと。
伝えたいことを、その場で、目の前の人に率直に伝えること。
*
私は3年前に父を亡くした。
ずっと元気だった父が突然体調を崩して、意識がなくなり、
20日後には帰らぬ人となった。
私は生後5ヶ月のときに、母を亡くしている。
母の親族がもって行ってしまったとかで、
私の家には、母の遺影や写真は1枚も残されていなかった。
5歳のときに父が再婚したこともあって、
私の生みの母のことを話すの、どこかタブーのような空気感があって、
私も誰にも聞けなかったし、話してくれる大人もいなかった。
父が亡くなる1年ほど前、
思い立って、私は父にメールをした。
「私のお母さんってどんな人だったの?」
すると父からは、
「今度一度、お話しします」
という返事が来た。
それから何度か帰省して父に会う機会もあったのに、
結局、面と向かってはそのことを聞くことのないまま、
父の口は、言葉を話せなくなってしまったのだ。
私は、メールまでして、父からも返事をもらっていたのに、
もう1歩の勇気を出せなかった自分を、とても後悔した。
こんなことなら、もっと早く、率直に聞いておけばよかった。
*
こんな大きな後悔をしているのに、私はちっとも懲りていなかった。
言いたいことを言う
やりたいことをやる勇気が持てず、
ぐずぐずして行動に取り掛かるのが遅い。
目の前にいっぱいやれることはあるのに、
どうしようどうしようと頭で考えてばかりで、
手も足も出せずに呆然としてる。
そのくせ、たくさん行動して、結果も出している人が羨ましくて、
だけどそうできない自分を認めるのがいやで、
あの人は私とはタイプが違うから、と言い訳ばかりしていた。
でも、本当にそれでいいの?
いつ終わるかわからない残りの人生も、
そうやって言い訳ばっかりして、行動したいで生きていくの?
それって、自分に対してとっても失礼なこと。
自分の大切な人に、
「言いたいことはいうな。やりたいことはやるな」って思う?
自分を大事にするって、
自分の言いたいことを言って、
やりたいことをやらせてあげて、
本当はなりたい自分に、自分がなれるように、
手をかけてあげることじゃないの?
思うようにできなくてもいい。
「やろうとすること」が大事。
自分を大事にできたら、人も大事にできる。
自分を愛せたら、人も愛せるんだよ。
*
さあ、今日もまた眠りにつく前に、問いかけてみて。
「今日の私は100点満点で、何点だったかな?」ってね。
うまくできてなくてもいいから、
「やろうとした自分」をみとめてあげようね^^
今日を、今を精一杯生きよう。
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