では、最後に、
明日海さんと、千葉さんのこと。
シャープで冷ややか、強いエドガーと、
わがままばかり言ってるけれど、
一人では何もできない、ナイーブなアラン。
お二人、ぴったりだったと思います。
千葉さんは、CMで拝見するときは、
まさに、元気いっぱいのキャラクターなのですけれど、
『ポーの一族』のような、耽美な世界もすごくお似合い。
ふっくらとしたお顔立ちが、
14歳の少年として、全く違和感がないのでした。
・・・が、
歌唱は、やっぱり宝塚の明日海さんとは、
格段の差を感じてしまい、
お気の毒ではありました。
エドガーに血を吸われそうになり、
恐れおののき、慟哭する
そして、
あの、ゴシックのブラウス・・・
なんてお似合いなのでしょうね!
舞台では、
ドイツにわたり、二人がギムナジウムに姿を現すところで終わっていました。
原作では、
二人が仲間と交じろうとせず、
英語で内緒話をする場面などが出てきます。
ああ~、話の続きが見てみたい!!
この、明日海&千葉ペアで!!
「小鳥の巣」や、「エディス」へと続く、二人の物語・・・