1/16 ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』生配信② | You're my Melody♪

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エドガー役の明日海りおさん。

 

 

 

冷たく、青い目を持つ少年。

 

 

 

萩尾先生に、「エドガーがいる!」と言わせしめました。

 

唯一の、異性の配役でしたが、

 

だからこそ、

 

エドガーの特別感が演出できたと思います。

 

 

 

原作ファンの私から見ても、

 

文句のないエドガーそのものでした。

 

 

 

 

苦悩し、

 

時に、バンパネラとして豹変する、

 

エドガーの表情を捉える、

 

絶妙なカメラワークだったと思います。

 

 

 

 

原作ファンとして嬉しかったのが、

 

①原作の言葉を大事にしている演出だったこと。

 

「君もおいでよ

 

 一人ではさみしすぎる・・・」

 

 

 

エドガーが、アランを一族に誘い入れる場面に象徴されるように、

 

原作の言葉が、随所に語られていました。

 

 

 

どの場面も、原作の漫画が重なりましたが、

 

とても、満足のいく演出だったと思います。

 

 

 

 

 

 

ただ、エドガーが初めて、人間を襲った場面。

 

ポーツネル男爵に「がっついたものだな!!」と

 

叱責される言葉がなかったのが、残念でした。

 

 

 

 

原作ファンにうれしかったこと、その2

 

*時系列になっていたこと。

 

そう!原作ファンならわかる。

 

原作は、時系列になっていない。

 

メリーベルの死から始まっている。

 

 

 

「ポーの一族」の研究本にも書いてありましたが、

 

私も、独自に各話を時系列にメモしていました。

 

それが、ミュージカルでは、完全再現されていた!!

 

こんなのを待っていた!!

 

 

 

限られた空間で、時間で、

 

こんなにも、わかりやすく時系列で演じられている・・・

 

奇跡だと思いました。

 

 

 

続く・・・