「群れに属する学び」 | Nomoto Consulting

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中小企業様のトータルコンサルティングを行っています。
・経営コンサルティング(事業計画策定支援、PDCA目標達成支援)
・会計アウトソーシング(経理処理の代行、売掛金買掛金の入金管理)
・総務アウトソーシング(給与計算、セミナー講師、社員研修の実施)

サラリーマンの時は「会社」という群れに所属します。
私はその群れにイマイチしっくりこないので自分で会社を作って自分の群れを作りました。

人を尊敬することはほとんど皆無な私ですが、地元で一番尊敬していて人間的にも大好きな人に誘われて、ある経営者団体に入会させていただきました。
もちろん、群れが苦手な私ですから入会して数年は幽霊会員として所属。
昨年は、以前より積極的に参加する環境をいただきました。


ここから悪口?愚痴に聞こえたら、これはとても心外です。

正直、会議の資料も会議で意見されている内容も全くつまらなく、時に不愉快に感じることもありました。資料の誤字脱字なんて、揚げ足取りは意味ないし、議論が建設的ではないし、私がコンサルとして入っている会議でこんな会議は皆無です。
民間の企業では絶対に許されないだろうということも沢山ありました。


しかし、ある時ふと、この中に学びがあるし、これがつまらないと言っている私に大きな問題があるのではないかと思うことがありました。
そうなんです、つまらないと言ったらつまらないのですが、学びだと思ったら学びなんです。

そう思った瞬間から、一部の人の意見には共感でき、この一年を通して距離が近くなった人達がでてきました。
色々な意見交換もでき、仕事でも関われるようになるくらいです。
新しいお仕事に繋がったご縁もありました。

そして一方で今までは「楽しくて素敵な人だな」と思っていたのに群れというフィルターを通した瞬間にその中での人との関わり方を客観的にみて、賛同できないと思った人もいました。

今までの私の人に対する価値観が大きく変わった一年でした。
群れの中にいるだけで媚びる人。マウントを取る人。
群れの中にいても自分の考えをきちんと持つ人。まっすぐな人。



上手く言えないのですが、私は自分の「人を見る目」を大いに反省し、一定の群れに所属する様々な人間模様を見たように思います。


このきっかけがなかったら、絶対に仲良くならなかっただろうなという人ともとっても仲良くなりました。事業計画のお手伝いをしたり、事業の目標を聞いて胸が熱くなりました。



 

 

なんだか不思議です。
自分の良い悪いはこんなところで180度逆転するのかと。
自分の人を見る目は本当にポンコツだったなと。
いずれにしても思い込みや決めつけはいけない。一回そんな群れに身を投じてみるのも学びです。



最初はいやいやでしたが、私にとって「入って良かった一年」になりました。


本当は今年度で大好きな先輩と一緒に卒業しようと思っていましたが、それも決めつけでした。
来年度の会長さんは個人的にこの一年でかなり好きになった人なので(別に前から嫌いではないが)あと一年自分なりに積極的に活動してみようと思います。
そして仲良しで大好きな人が来年卒業なので、そこまで積極的に楽しんでみようと思います。

そして来年も同じように「また一年」と言えたらいいな。(いや、それはわからんw)



多少、嫌味なタイトルと文面ですが、結構真面目に書きました。
私の性格をわかってくれている人なら「おー、のもと変わったね!」と言ってくださるのではないでしょうか?笑