「いいからやれが言えるか」 | Nomoto Consulting

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私が子育てで意識していることの一つです。
家庭内でもルールがあります、家族の約束、家事の分担。
それぞれ親子のお約束。

ただ、約束を守るだけでは意味がないと思っていて、「なぜこのルールがあるのか」とか「だったらこうやったらいいじゃん」って子供たちが考えて提案してくることを推奨しています。
5歳くらいになると子供たちは私に対して交渉をし始めるのです。

私自身、ただ親や先生の言いなりになる子よりも「なんでだろう?」と自分なりに考えてほしいので、
子供からの交渉は大歓迎です。時にハッとするようなことを言ったり、なるほどと頷きルールを変更することもあります。


しかし、これは私の子育ての8割から9割で、1~2割は「いいからやれ」で終了です。

子供たちから見える景色は大人から見える景色とは違います。それは良い部分も多々ありながら「そうはいかないよ」ということを親として時に理不尽さを交えながら教える必要があるのです。

我が家は特に男の子です。
高校生、中学生になると背丈も私より大きく、口も達者になってきます。態度も偉そうです笑


先日、長男が「怒らせるとママが一番厄介だ」と言っていましたが厄介で結構。
厄介な存在は子供にとって必要です。
世の中には厄介ごとがたくさんあって、それでも自分の中で折り合いをつけて生きていく。
「嫌だからやめる」
「自分と合わないからやめる」
ですべてが片付くのは子供の時だけですから。


それを定期的に示すためにも「いいからやれ」は定期的に必要なのです。
親からしたら流すほうが楽です。
高校生の長男に「いいからやれ」というのは労力がいりますから。





ちなみに今年の母の日、2人とも「母の日」に触れてくれないので、私から母の日をアピールしてママの良いところを発表してみて!と強制しました。

良いところと行っているのに
「ママはせっかち」
「ママは頑固」
「ママはマイウエイ」と悪いところがたくさん続出しましたが笑

最後に、「でも、ママが言うことが一番軸が通っていて一貫しているから、最後には一番納得できる」という言葉に私の子育てはしっかり伝わっているなと感じました。


会社でももしかしたら、「いいからやれ」に近い局面があるかもしれません。
そんなときに「この人が言っているならやってみようじゃないか」と思えるような日ごろの行動ができているか。
軸さえしっかり通っていれば、きっと今の若者も耳を傾けてくれるはずです。