「働くことは悪いこと?」 | Nomoto Consulting

Nomoto Consulting

中小企業様のトータルコンサルティングを行っています。
・経営コンサルティング(事業計画策定支援、PDCA目標達成支援)
・会計アウトソーシング(経理処理の代行、売掛金買掛金の入金管理)
・総務アウトソーシング(給与計算、セミナー講師、社員研修の実施)

新入社員研修もひと段落して、また別の案件も次々と受注し、GWもなんだかんだでお仕事の予感がしている私です。

 


業種によってはGWなんて関係なく通常の会社も沢山ある中で、やはり「お休みが多い」「連休が取れる」ことは働く人にとって魅力的なようです。
4月下旬の今は「えー、GW仕事なんだー、可哀そうー」的な会話が盛んにされている時期ですね(笑)

 


特に新入社員の方と雑談をしていると「連休を取りたい(土日休み)」「有給が取れる会社はいい会社」という印象を強く受けます。

 


悪いことではありません。
仕事を効率良く、成果もだして、休み時にはしっかり休む。
だらだら残業をしたり、終わらない仕事を休日のお昼すぎにこっそり出社して「あーあ、休みなのになぁ」なんて思いながらやっても楽しくありません。
メリハリってとても大事だと思います。

 


なので言っていることは正論なんです。
ただ、どこか気になるのが「働くことは悪いこと」という風潮。

 

プライベートの時間を確保する、休みをしっかりとることが正義?かと思うような最近の世の中です。

 

 

 


ちなみに昔、ママ友が「子育てが大変で自分の時間が取れない」と愚痴っていたのを聞きました。
私は当時それを聞いて、正直「子育ての時間も自分の時間じゃないの?」っと思ってしまいました。
これも「子育ては大変」というベースの考え方があっての発言だと思います。

 


仕事の時間もプライベートの時間も全部「私の時間」です。
もちろん子供と一緒にいる時間も「私の時間」です。

 


「働き方改革」で「働くことが悪いこと」みたいな風潮が強まったのは事実です。
そして、「残業してでも仕事を終わらせたい」「仕事がめちゃめちゃ楽しい!」って人もいるのに、ちょっとそういう人達にとっては窮屈な状況が生まれているのも事実だと思います。

 


最近思うのですが、私たちの働き方って「バリバリ残業してでも成長したいキャリア」「休日確保、残業しないキャリア」で選べたらいいのになって思います。
自分の人生で子育ての時期や介護がある、色んな兼ね合いで都度変更してもいいと思います。
もちろん、雇用条件が違うので、給与面も違います。

 

ただ、給料が高いから幸せでもないし、休日を取ることが幸せでもありません。
そもそも誰かと自分を比較する話でもありません。

 

 

「働くこと」は悪いことではありません。
ただ、そこに多様性があっても良いのではないか、最近そんな風に思います。