こんばんは。
今日は昨日までに比べて、比較的暖かい一日になりました。明日・明後日は更に気温が上昇するようです。
気温上昇に伴って、花粉の飛散量も増えそうですが・・・
さて、当院の患者さんの中には、ご家族やご兄弟でのご来院をいただく方も複数いらっしゃいます。
今日はある親子の患者さんのお話です。
元々はお父さん(50代)が来院されていて、運動部に所属する息子さん(高校生)も治療に来るようになりました。
お父さんの方は、頸椎の歪みが強く、疲れが溜まったり、ストレスがかかると首の不調が起こり、寝違いのように痛みや可動域に制限が起こります。
このお父さんが、首の周囲を治療していると必ずと言って良いほど
『う~~~~~』
と声を上げられます。
当初は刺激が強すぎるのかな?と思い、強い刺激を加えない様にと心がけて、確認した所、よくよく聞いて見ると
『丁度いいですよ。むしろ、気持ちいいです』
とのお答え。
では何故、声を上げるのか、と尋ねた所
『いやー、気持ちいいと声出ちゃうんですよね(笑)』
との事で、いわゆる、ただの口癖だったようです。
それから、息子さんの第1回目の治療をさせていただくと、首の治療をさせていただくと
同じ様に『う~~~~~』と声を上げました。
確認すると、やはり痛いのではなく気持ちが良いとの事(笑)
息子さんの方は、寝違いのような症状こそ出ないものの、やはり疲れると、肩凝りや目の不調が生じます。
やはり、頸椎の歪みがその原因です。
親子で、脊椎(背骨)の状態が似ているのは、顔や声が似るのと同じように、遺伝によるものと考えられます。歪んでいる部位も同じ所で見られ、同じような症状が出る事も少なくありません。
今回の患者さん親子の場合は、症状は違えど、その原因になっているのは同じく頸椎にありました。
遺伝だから、仕方がない・治らないのではなく、きちんと整えていけば症状の解消は可能です。
親子の患者さんの治療をさせていただく上で、身体の特徴や体質が似る事があるのは重々承知していましたが、口癖も似ているのは盲点と言うか、なんだか微笑ましくも感じました(笑)