◆過去ブログ◆世界一周ラスベガス | gosso horie代表 野本 雄樹blog

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『人としての一番の喜びは自分がしたことで誰かが喜んでくれた時』

LAから僕はラスベガスへ飛んだ。


これからベガスに滞在している間、何もかにも驚く毎日だったのだが、まずベガスへ向かう飛行機の中から圧倒されてしまった。


時刻は夜の7時だった。


空から下を見下ろした時、地面があたり一面金色に光っていた。


それはまるで、砂漠に敷かれた金色のじゅうたんのようだった。


あんな光景今まで見た事がないし、何もない砂漠のど真ん中でまるでオアシスのような輝きを放つラスベガスの街は、初めて訪れた僕にとっては異様で仕方なかった。


そして着いてからも驚かされるばかりだった。


ラスベガスは空港にまでカジノがある。


☆GOSSO野本の気まぐれ日記☆


そんな驚きの連発の中、僕は今回お世話になるホテルへと運ばれた。


そのホテルはラスベガスのストリップのど真ん中にあるインペリアルパレス。


このような豪華なホテルはもちろんこの旅始まって初だ。


アジアや南米では200円程の宿に泊まったり、野宿もしたりした僕にとってはとても立派なホテルだ。


実はベガスはどのホテルも豪華ででかいが、値段は一部のホテルとスウィートの部屋にさえ泊まらなければ、それ程高くなかったりもする。


そしてこれが僕が案内された部屋。

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ひ・・・広ぇーーー!!!


ベッドなんかこんな広い!!!


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おいおい、3人は寝れるぞ!!


現に3つ枕あるし、クイーンサイズのベッドだ。。。


・・・。


あぁー、幸せ。


旅中、ゴキブリが飛び交う部屋、歩けるスペースもない屋根裏、電気がない暗室、嵐で崩れ去る水没したテント、、、色々なとこに泊まってきたが、、、


いいのかな。こんな贅沢して・・・


なんか落ちつかないなぁー、、、なんてそわそわしてみたり。


そのホテルのすごさが僕みたいな貧乏バックパッカーが来るべきところではないと物語っていた。


空港からホテルに来る際も、バックパックを背負った人なんか一人もいなかった。


これもこの旅始まって以来のことだ。



『何故、最後がラスベガスなの??』



僕はこのような質問をよく受けた。


僕はいつも冗談交じりに



『カジノで一発逆転して、世界一周の旅費を取り戻すためだよー』



なんて、よく言ってたものだ。


もちろん来たからには思う存分カジノを楽しむつもりだが、ここに来た本来の目的はこのラスベガスにあるホテルたちを見たかったからだ。


もちろんここは、今回の僕のようなものが来るには少し場違いのような場所である。


貧乏旅行をすると決めたときから、それはわかっていたが、それでも最後にここに来たかった理由はそこにある。


ラスベガスにはいたるところに度肝を抜かれるようなホテルがある。


そのホテルにはどれもテーマがあり、ホテルたちを見て周ることでまるで世界を周っているかのような気持ちになる。


パリのエッフェル塔に凱旋門、ニューヨークの自由の女神やエンパイヤステートビル等の高層ビル群、ブラジルのリオのカーニバル、ウィーンにベニス、エジプトのピラミッドなど・・・


ここには世界のすごいものたちが集結されている。


僕は世界一周の最後にここに来るということで、自分が今まで見てきたものたちをもう一度見て、旅の終大成を飾ろうと思ったのである。


実際に見て周ったがここのホテルたちはどれもすごかった。


☆GOSSO野本の気まぐれ日記☆

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普通、旅行に行って自分の泊まっているホテル以外のホテルに、わざわざ行くことなんてあまりないだろう。


ところがここでは、アトラクションも、ショーも、ショップも、レストランも、もちろんカジノも、すべてホテルの中にある。


当たり前のように“よその”ホテルに遊びに行く、世界でも珍しい街なのだ。


用意されている、無料のショーですら目を見張るものがあった。


☆GOSSO野本の気まぐれ日記☆

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そう、ここはまるで夢の国のようだ。


僕にとってはディズニーランドに行くより、こっちの方がよっぽど夢の国にいるようだ。


ホテルはすごいし、ショッピングするところも山ほどあるし、飲み物なんかカジノに行けばタダで勝手に出てくるし、ショーはすごいし、アトラクションも世界一怖いものから、世界で一番高いところにあるものやら色々ある。


ギャンブルというものが、この砂漠のど真ん中にこれだけのエンターテイメントを造っている。


まさにギャンブルで成り立っている街だ。


ここに来てギャンブルをしないということは、ディズニーランドに行って乗り物に乗らないことと同じに思っていいと思う。


しかも日本でのギャンブルとは違い、ほぼフィフティ・フィフティの勝負ができるのがカジノという場所だ。


だからこそ、夢や野望に満ちたギラギラした輩も集まってくる。



では、僕のカジノでの戦いも少し書くことにしよう。


まず、着いた初日の出来事。


もう、ラスベガスはすっかり夜になっていた。


このネオンで輝く街に圧倒されながらも、僕はホテルのベルボーイにもらったチケットがあるので隣りのカジノへと早速足を運んだ。


すると道の途中ですれ違ったオッサンが言った。



『HEY!ボーイ!パーティにでも行くのかーい!?』



と聞いてくるオッサンに対し僕は



『えっ!?まぢで??パーティどこであんの?行きたーい!!』



と、言うと続けてオッサンが言った。



『そんなのこの街ならどこでもやっているじゃないか!!』



と言い、ガハハハと笑いながら去っていった。


・・・確かにな。もう、この街自体がパーティだもんな。


そして、僕はカジノへと着いた。



旅を始める前夜の話だが、一緒に住んでいるかつが、アメリカに着いたらこれを開けてくれと一枚の封筒を渡してきた。


その中には、かつの彼女のまやちゃんからの手紙と、かつの手紙、そしてかつから少ないけど少しは足しにしてくれと40ドルも入れてくれていた。


この、かつの粋な計らいに答えないわけにはいかない。


僕はその大切な40ドルを握り締め、ポケットにはのなが作ってくれたお守りを入れいざ戦場へと行った。


初めて見るカジノは、それはそれはすごい感じだった。


初めて行った時のパチンコなんかとは比較にならない、もう煌びやかな大人の遊び場だった。


僕はどれで勝負しようか迷いつつも、ルーレットで勝負することにした。


日本や、ここに来る前に何度も読んだガイドブックの知識を頼りに椅子に腰をかけ、かつから預かったお金を渡した。


ここからは、本で得た知識なんかより場数が大切だ。


初日はどれだけ勝とうが、負けようが深追いはしない。


まずは慣れる事、このことをテーマに挑んだのだが勝負はあっさりとついてしまった。


いとも簡単に、40ドルが200ドルへと増えていった。


そして、僕はそこでストップしその戦利品という事でホテルの豪華な食事を食べることにした。


よーし!出だしは好調!!


一人満足しながら更けていったラスベガスの初日での出来事だった。



そして、二日目。


僕はこの日を勝負の日にすることにした。


ホテルのロビーにあるカジノに行き、この日もルーレットへ。


そしてポケットから全財産を出して、ディーラーにチップに変えてもらった。


そして、それらを一気に黒へと賭けた。


他の客が少しどよめいていたのがわかった。


そして僕の後ろには、ゾロゾロと見物客が集まってきた。


ディーラーはカジノの責任者を呼び、この勝負のことを伝えていた。


このように、大きな勝負になるとサーと言って責任者が来てチェックしにくる。


僕はディーラーに



『これが全財産だよ。もし負けたら責任とってくれる?』



と冗談半分に言うと



『やるね!ラストサムライ!!』



とニコッと返された。


そして、その場ではいつの間にか僕のあだ名はラストサムライになっていた笑。


これがもし負けると残りの数日間せっかくラスベガスに来たのに、何もすることができない。


負けたときのために、少しだけお金を残しておく手もあった。


ましてや、こんな一か八かの勝負なんか最終日にするのがセオリーである。


だけど、負けたときの保障なんか掛けているようじゃ、勝てる勝負も勝てない。


ましてやここはラスベガス。


リスクのないところに報酬なんてない。


もしこれで負けたら僕はそれまでの男だったんだ。


指をくわえて、残りのラスベガスでの生活を過ごすことにしようと肝に銘じていた。


そして、運命のルーレットは回される。



『HEY!ジャパニーズラストサムライ!!グッドラック!』



ディーラーの言葉の後に、玉が静かな音をたてて盤上を転がっていった。


ギャラリーもどんどん集まってき、周囲の期待は最高潮へと達していた。


この時ばかりは、昨日の勝負とは違い心臓が張り裂けそうなほどドキドキしていた・・・



そして勝負の瞬間・・・



僕はこのときを、スペインを旅している辺りから思い描いてきていた。


南米を旅しているときなんか、毎日このことを想像し、ともによく話したもんだ。



絶対に黒に来る!!



この瞬間を何度も思い描いてきたんだ・・・


来い!!!



そして


カラカラカラ・・・



と、玉は勢いを失い・・・赤に止まった・・・



その時だった。



カンッ!



と最後に枠に弾かれた玉は、赤から黒へと吸い込まれていった。



・・・。



『YES----!!COME ON----!!!』



ジャパニーズラストサムライは雄たけびをあげていた。



ディーラーも



『グッヂョーブ!!』



と、称えてくれ周囲の観客もいつの間にか僕の味方へとなってくれていて



『HEY----!!ナーーイス!ラストサムラーーイ!!』



とみんなで、拳を合わせながら喜んだ。


みんなによくやったなー!と言われながら僕は



『Take it easy!!』



と余裕をぶちかましておいた。


だけど実際は



(ヒィィエーーーー!!!怖かったよーーー!!怖かったよー!!)



とブルブル震えていた笑。


あの赤に入りかけた瞬間なんか、おしっこがチビりそうになったが僕は周囲にラストサムライという立派なニックネームをつけてもらったからには、それに答えないと、と



『Yes--!Take it easy!!』



と、侍魂をみせながらプルプルしていた。



それからも、僕はカジノに明け暮れた。


もちろん外に出ては色々なホテルを見たり、ショーを見たりもした。


結局、カジノでその後どうなったかは敢えて言わないでおこう。


想像にお任せします。


無一文になったかもしれないし、はたまた巨額な富を得たのかもしれないし、、、



何はともあれ、カジノができたとことがとてもいい経験になった。


僕のように、軍資金が少ないヤツは戦いがいつも生きるか死ぬかになる。


ギリギリの中での極限のバトルだ。


だから、常に頭で考えて、動物的勘を存分に発揮して、時には重圧から来る内臓の張り裂けそうな想いとも戦わなくてはならない。


隣りで泥沼のように負ける人を何人も見てきた。


隣りで計り知れないようなくらいの莫大な金を賭ける人も何人も見てきた。


カジノではチップがお金の代わりになり、それがボードの上に置かれるからその人の懐事情はある程度わかってくるものだ。


時には何千万と勝つ人もいた。


あのスリルを味わえたのも、ネオンで輝く街にいれたのも、全てが夢のようだった。


カジノを少しだけかじれたということが本当にいい経験になった。



もう一度言うが、僕にはディズニーランドよりラスベガスのほうがよっぽど夢の国だ。


ここにはまた来ることになるだろう。


その時は、今よりもっとお財布にゆとりがある自分に期待したいものだ。



そんな感じでラスベガスでの眠らない日々は過ぎていった。


ラスベガスからLAに戻ってきたときの、夢から覚めたような感覚はいてもたってもいられなかった。


そして僕は明日、LAから日本へと帰国する。


また、もう一段階夢から覚める感覚に襲われることだろう。


いよいよ、旅も終わりを告げようとしている。


この旅で得たものは大きい。


それらを日本に持ち帰り、これからの自分の生活へと活かしていきたい。


そして、この旅では本当に僕の身の回りを支えてくれた荷物たちの活躍は大きい。


丈夫なバックパックも長旅の重労働で繋ぎ目が少しちぎれかけている。


僕と毎日共にしたかばんなんて見るに無残なほどボロボロにしてしまった。


カメラも動きが鈍くなり、パソコンもウイルスに侵されて、サンダルは底が見えるほど磨り減り、ズボンは破けてしまった。


みんなギリギリの中、よくがんばってくれた。


ありがとう!


そろそろ家に帰ろうか。



こちらの時間で2日の12時のフライトで、3日の16時20分に成田へ着きます。


よし、いざ帰ろう日本へ。



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以上、ラスベガス編でした(*^^)v



最近では、お客様によくどうなったのーー?と言われて、カジノの結果を話したりもしています。



結果でいうと僕は無一文になりました(笑)



その後のLAでの生活などもあったので、2日間ほど無銭状態な旅に・・・(笑)



でも、、、途中はというと、、、



実は80万円くらいまで所持金が増えてたんですよーー(*^^)v



それをキレイに使ってしまうところがさすがラストサムライです(笑)



その後も、ラストサムライはマカオに行き韓国にも行き、カジノを楽しみました!!



その2つの都市では勝ちましたよーー!(^^)!



っていうことで2勝1敗ってことですね♪



ベガスのおかげですっかりカジノに魅了されたので、これからも野本はカジノをしに海外へと行くことでしょう。




つづく(次回は過去ブログもいよいよラストただいま日本編です)




GOSSO    野本 雄樹