お金の知識が全くなくて、頼りにならない2代目が、自信満々で家業を継げるようになる方法 -3ページ目

お金の知識が全くなくて、頼りにならない2代目が、自信満々で家業を継げるようになる方法

サラリーマンはできるけど、経営者にならねばならない2代目達に贈る「今さら聞けないお金の話」を易しく教えます。

こんにちは~
毎度お馴染みのきくのりです。

訪問してくださってありがとうございます!


今日は脱サラして自営業
(業種は飲食業、グラフィックデザイナー)
をはじめた方達からの意見を
参考に書かせていただきます!

サラリーマンが実際に自分で開業し、
共通して必ずといっていい程、
同じことを言っています。

それは

「サラリーマン時代は給料が少なくて、
上司や経営者達に対して
愚痴や文句ばかり言ってたけど、
実際に自分でやってみて
これほど色んな面でお金がいるとは
思わなかった。
人を使うのがこんなに大変だとは
思っていなかった。
責任もリスクもこんなに肩にかかって
くるとは覚悟はしていたものの
思った以上だった。」

です。

従業員であった時は毎月決まった日に
銀行口座に給料が振り込まれますね。

サラリーマン時代は天引き後の金額に
愕然としながらも税金等すべて差し引かれて
いるので、極端な話、
全額を生活費に使えるわけです。

しかし、自営となるとサラリーマン脳
のままでは
今現在どれだけの利益があって
生活費にどのぐらい使えるのか
さっぱり分からなくなります。

これが資金繰りというものと直結
してきます。

例えば月末に銀行残高、もしくは
手持ち現金が多くあった
としてもこれで喜んでいいのは
すべての商取引を現金で行って
いる人のみです。

利益の計算は原則的には発生主義
で行います。
お金の流れとは違うのです。
違うというかずれが生じるのです。

月ごとに集計するとして、
ある月の売上合計と仕入経費合計
の差額が利益(もうけ)ですね。

資金的には
売上の回収の仕方、
仕入、経費の支払方法、
〆日によって
現金預金の残高≠利益
ということがおこるのです。

起業したての頃は信用もないですから
売上が掛売上100%で
月末〆の翌月末払い
だったりすると最初の2ヶ月は入金が
0円です。手形でくれるとなるとさらに
大変で手形の期日が来るまで
現金化することができなくなり、
たちまち資金繰りがうまくいかなくなります。

仕入や経費の支払いが売上の入金に
合わせて行うことができれば
一番いいのですが、そんなことは
ありえません(給料は〆日から支払日
までの期間が短い)ので
結局、最初の頃は売上があっても
お金は出て行くばかりの状況と
なります。
ある程度軌道に乗ってくると
少しは楽になってきますが、
急激な売上増などのときは
一時的に資金繰りが悪化することが
よくあります。

運転資金や設備投資資金を
金融機関から借りている時に
よく勘違いされているのですが、
借入返済額全額が経費と
なると思っていることです。

単なる運転資金の場合は
確かに借入利息部分は経費と
なりますが、借入金の元金部分
についてはもうけから支払うことになります。

設備投資資金の場合は設備等の
減価償却費≧借入金元金返済金額
であれば、勘違いのままで構いません。
リース資産なんかがその典型ですね。

減価償却費<借入返済元金
の場合は資金繰りが悪化します。
手持ちの現金預金がほとんどないのに
利益は出ているという素人には
全く理解不能な状態となるのです。

ですから自信をもって経営者と
なるためには、営業活動の次に
キャッシュフロー(お金の流れ)
を大まかに把握できるように
なっていきましょう。