おはようございます。しょっぱらからなんというタイトルかと思いますが(笑)・・・そういえば、このブログも3日目。3日坊主は回避されました(何日つづくことやら(笑)・・・)
それはさておき、今は休職中ですが、自己紹介でも書いた通りケースワーカーをしております。ケースワークの仕事の一部に「訪問」があります(ケースワーカーの仕事について後日書きたいと思います。)生活保護を受給されている中には精神を病んでしまい、今後の生活がどうしようもなく、最終手段として生活保護に頼らざるを得ない人たちもいます。その人たちにいつも声掛けしていたのは、「がんばらないでください」と声かけていました。なぜそんな声掛けをするのかというと、自分も精神を病んでしまっている当人であり、やはり精神病の苦しさは実際かかってしまった人でないと理解できないのかなと思います。鬱や適応障害は「治す」というよりも「付き合っていく」が大切なのかなと思います。以前とあるカウンセラーの先生と対談したとき言われたのが、「人間と車は同じでアクセルとブレーキがある。普段の生活では車と同様アクセルとブレーキをうまく使いながら生活していくが、適応障害や鬱の人はアクセルをずっとべた踏み状態。車で言えばアクセルをべた踏みして運転していたら事故を起こすリスクも大きいし、故障するリスクもある。それは人間にも同じことが言えてひたすらアクセルを踏みっぱなしの状態で物事を取り組んでしまえば、ミスも増えていくし、病気の発症もリスク(車でいえば故障)も高い」と言われました。「アクセルを踏みっぱなしの状態を放置すると、体が何らかの反応を示す(例えば私の場合は職場へ行こうと車のハンドルを握っても会社へ向かうことができなかった症状です)これは脳がこれ以上動くと故障してしまうという自己防衛が働く、その自己防衛に従って休むことが大切だが、ほったらかしにしてそのまま踏みっぱなしの状態ですすむと鬱や適応障害といった病気を引き起こしてしまう」と説明されたときは、カウンセラーの説明も上手でとても納得できるものだなと感じました。
「がんばれ」という言葉、一部の人たちにとってはとても大事な言葉だと思いますが、私みたいにこころの故障をしている人たちにとっては、「がんばれ」という言葉は正直嫌いです(笑)。「がんばれ」というよりは「ほどほどに」が大切なのかなと思います。昔はなかなか「適応障害」や「鬱」といった精神病気の社会的認識がなかなか無く、「ただの甘えだ」や「根性が足りない」等ただ自分に努力が足りないのか?と落ち込むことがありましたが、病院に通い、カウンセラーと話を行いただの甘えではなく「適応障害」や「鬱」といった病気は心が体にSOSを与えているのかと自分自身病気を患っていろいろと勉強することができました。
最後に、長々と書きましたが、「鬱」や「適応障害」は正直治るというよりも付き合うことを徹底しないといけないのかなと思います。主治医やカウンセラーと定期的話をしながら、何事にもがんばらず、ほどほどに付き合っていければなと思います。そして疲れたらだらけてください。これも治療の一環なのかなと思います。無理して頑張ろう頑張ろうと行動すると体の充電切れを起こしてしまう可能性も高いのでつかれたら、無理せず寝たり気分転換などをしながら過ごしていきましょう。今日もご覧いただきましてありがとうございました。