5月17日(金)公開の映画
『アメリカン・アニマルズ』を
試写で観させていただきました!
2004年、ケンタッキー州
トランシルヴァニア大学の図書館で
窃盗事件が起こった。
標的は、図書館に貯蔵された
時価1200万ドルの価値がある
ジョン・ジェームズ・オーデュボンの画集
「アメリカの鳥類」。
なんと犯人は大学生4人組だった。
何一つ不自由のないはずの中流階級出身の
彼らは何故犯罪に手を染めたのか?
何が彼らを突き動かしたのか?
アメリカ犯罪史上最も大胆不敵な
この強盗事件の結末は―。
(公式サイトより引用)
実話を基にしたお話…ではなく、
実話を再現したというのが正しいような、
新しいドキュメンタリーの形でした!
本人たちの映像と再現Vが混ざって、
すごくスタイリッシュな
『奇跡体験!アンビリバボー』
みたいな構成なのが面白いんです![]()
彼らがその時どう思っていたのか、
というインタビュー映像が挟み込まれるので、
普通の映画では語られない本心、本音が
当人の言葉で語られる。
だからこそ再現部分にも臨場感が増すんですね。
画集強奪のシーンなんて、
こちらも具合悪くなりそうなほどの
緊張感・臨場感も感じられます。
お金が欲しいというより、
何もないまま大人になるのが怖かったのかな…
とも思える彼らの心情は、
我々も学生の時分に感じたものかもしれない。
そういった意味では青春ドラマでもあるし、
クライムサスペンスとも言えるし、
ドキュメンタリーでもあるし、
ジャンルを一括りにするのは勿体ないくらい
面白い作品でした![]()
『ダンケルク』や『聖なる鹿殺し
キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』で
存在感を見せつけてくれたバリー・コーガン君が
今作でもいいお芝居をしていました…!![]()
気になる方は、
ぜひ劇場に足を運んでみてください![]()

