続いては、実際にあった話をベースにした
こちらの作品。
『ブラック・クランズマン』。
1970年代、アメリカ・コロラド州の警察署、
初の黒人刑事として採用されたロン。
彼は情報部に配属されると、新聞の告知で見つけた
白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)
に電話をかける。
黒人でありながら黒人差別発言を繰り返し、
入会の面接まで漕ぎ着けた彼は、
同僚の白人刑事・フリップとコンビを組み、
KKKへの潜入捜査を試みることに。
予告編は割とコメディチックに作られていたように
感じましたが、本編はゴリッゴリの重い映画!
まぁ重いというか、人種差別真っ只中の時代に
そこに真っ向から職務として向かい合ったお話
なので、そりゃそうなんだけど!
KKKについては、私はその怪しげな装束と
名前くらいの知識しかないのですが![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/100.png)
![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/100.png)
なかなかにハラハラさせられる潜入捜査なので、
脚色はあるにせよ、事実だとしたら
これよくバレなかったなーと、
終わった後にどっと疲れが
笑
![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
そのくらい骨太な内容です![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
『グリーンブック』との対比の話は
私もちらっと調べましたが、
私としては
グリーンブックは友情の話(を語る上で差別という
テーマが出てきた)、
こちらはモキュメンタリーに近い実話ベース
(そもそも描きたいのが差別というテーマ)
という別ジャンルで観ているので
あんまり気にならなかったかな![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
むしらどちらも全然違ってどちらも素敵![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
そんな印象でした!
私は白人でも黒人でもなくて、
その根強い差別に直接触れてないから
そう思ってしまうのかもしれないけど…。
差別に触れ、マイノリティーやアウトサイダーを
守ろうと過敏に反応しすぎることで、
マジョリティーを攻撃する逆差別みたいに
なってしまうこともあるのではないかな?
なんて思いました。
本作のラストにも、割とヒヤッとする
実際の映像が差し込まれています。
多様性ということは
無理に受け入れることではなく、
「こういう人もいるんだ」と理解して
自分と合わないのならば触れずに置く、
というだけで成り立つのではないかな…
と思うのは、ちっぽけな私の考えだけど。
TwitterなどのSNSが発達した今だからこそ、
大なり小なり、そんなことを考えます。
…というわけで、
まとまりがなくなっちゃったけど![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/100.png)
![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/100.png)
色々考えさせられる作品でしたー!