先日『女王陛下のお気に入り』観てきました!

女王陛下役のオリヴィア・コールマン氏が
アカデミー賞主演女優賞を獲った後だからか、
人がみっちりでしたー。
18世紀初頭の、実在の人物を基に描かれた作品。

気まぐれな女王陛下・アン。
幼馴染レディ・サラは彼女の世話をしながらも、
政も動かすほどの権力を持っていた。
そこに新人召使いのアビゲイルが現れ、
サラも彼女の能力を認めそばに置くことに。
しかしそれは、女王陛下をめぐる
駆け引きの幕開けとなるのであった。

エマ・ストーンちゃん可愛い…ッラブラブラブ
美人ッッッ…ラブラブラブ
最初こそ純真無垢な表情、
そしてそこから美しくキリッとなってゆく様…
全く違う顔をたくさん見せてくれました!
対するサラ役のレイチェル・ワイズは
カッコ良かった…!
男装して鴨撃ちするシーンなんて惚れるキラキラ

そして何と言っても、主演女優賞を獲った
オリヴィア・コールマン。
とある事情で愛に飢えた孤独な女王を
文字通り身体を張って演じてたなぁ…!
ケーキを貪るシーンがとても好き。

ヨルゴス・ランティモス監督は
宮廷内を美しく描きながらも
やはりそこに不穏な音楽を敷いて、
またもや内臓に手を突っ込まれるような
作品にしてくれたな…
と勝手に思いました宇宙人くん(笑)

女性同士の駆け引きではあるけれど、
「女ってこえぇ〜!」じゃなくて
「人間ってこえぇ〜!」だよね。

野心家、成功者、心を病んだ人…
人間誰しも色々な面があるし、
環境やその時々に起こることで
変わってしまうこともあるし。
だからこそ、ラストのシーンを観て
ズブズブと沼に引きずり込まれてゆくような
そんな気持ちになりました(褒め言葉)。