久々の「今日の1本」になってしまいました…!

昨日は公開中『女神の見えざる手』を観てきました。
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『クリムゾン・ピーク』や『インターステラー』の
ジェシカ・チャステイン主演。
その上司役には、つよしことマーク・ストロング!!

リズ・スローンは、使えるものはすべて使う、
戦略家のロビイスト。
大手ロビー会社から移籍した先の、銃規制派の小さな会社で、
難しいと思われた仕事も有利に進めていた。
しかしライバルに出し抜かれ、
一つの事件から事態は悪化していくことに…。

ロビイストというのは、政府、政策に
影響を及ぼすために私的に活動する者のことを指します。
(日本ではあまり馴染みがなさそうな…)
そういう題材と考えると、小難しそうですが、
単純にアメリカでの、銃規制派と銃規制反対派の戦い、
と考えてもらえれば良いかと思いますニコニコ

ジェシカ演じるミス・スローンは、
めちゃくちゃ凄腕だけど、やり方ははちゃめちゃ、
彼女をスカウトしてきた上司(マーク・ストロング)でさえも
顔をしかめるほどのやり方ばかり。
使えるものは、自分の部下だってとことん使う、
冷酷仕事人間。

…かと思いきや、実は彼女もその裏で悩んだり、
後悔したりもしているのです。

けれどそんなのは人前では一切見せず、
膨大な知識量と策略を巡らせて戦いに臨む。
まるで戦乙女、といったイメージがかっけーですキラキラ

見方によっては「こんな上司絶対やだ!」
「人の気持ち考えてない!」って人もいるかもですが、
何かを成すためには、少しの犠牲も必要…と考えれば私は賛成かなOK
しかし彼女のすごいところが、
その信念が最後までブレないところなのですよ…!
ネタバレになっちゃうから言えないけれど、
早口・セリフ量・1人の時とのギャップが垣間見える
ジェシカのお芝居も、脚本も素晴らしかったー!
お話が進むにつれ、どんどん引き込まれますよウインク

そして最近アメリカでの重大な銃事件もあった矢先だったので…
銃規制についてはより考えさせられる時期だなぁというところもあり。
そのあたりも実に興味深い作品です。

取っ付きにくそう…と敬遠せず、
こういった作品も多くの方に観てほしいなと思いますニコニコ星