さて、続いては現在『マグニフィセント・セブン』で
グッドナイト・ロビショーを演じる、
イーサン・ホーク主演のスリラー。
『フッテージ』(12)。
{7726D01E-1992-468C-8748-8CB618F67BE1}

10年前にベストセラーを出して以来、鳴かず飛ばずの
ノンフィクション作家・エリソンは、妻と子どもとともに、
郊外の家に引っ越してくる。
だがそこはその昔、一家惨殺事件が起きた家。
エリソンはそのことを家族には伝えておらず、
事件の真相を調べ本のネタにし、
再び作家として浮上しようと考えていたのだ。
やがて彼は屋根裏部屋で、
家族が殺される映像を収めた8mmフィルムを発見する…。

このスコット・デリクソン監督、
割とホラー作品を撮っているなぁと思いきや!
なんと『ドクター・ストレンジ』(16)の監督でもあるのですね…
意外!

というのも、この『フッテージ』、
とても淡々とした作品なのです。
ホラーというよりはスリラーに近いのかな?
エリソンはどんと来い超常現象!のスタンスの
やる気勢なので、そんなに怖さはありませんw
ゴーストがわーっと驚かしにくるわけでもないし、
じとーっとした厭〜な空気が流れて、
緊張感がゴリゴリ続くような。

またこれをミステリーとして捉えるには、
謎解き要素が薄めではあるのですが、
イーサン・ホークの感情をぶちまけるお芝居、
追い詰められて参っていくお芝居を観られるのは
なかなか良いですカナヘイきらきら
同じく『マグニフィセント・セブン』で
信心深い大男のシリアルキラー(みたいなw)・ジャック役
を演じていたヴィンセント・ドノフリオも
勿体無い使い方で出ているので、
マグ7好きの方にもオススメです!w