こんにちはですカナヘイ花

上映中のものは記事に起こせたので、
盤がリリースされているものを遡って書いていきますー!

『テイキング・オブ・デボラ・ローガン』。

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医大生のミアはドキュメンタリー映画の制作のため、
クルーと共に、田舎町に住むアルツハイマーの老女・
デボラを密着取材をすることに。
娘のサラを女手ひとつで育てたというデボラは、
普段はとても上品な女性なのだが、
アルツハイマー症状のせいか、
おかしな言動が目立つようになってくる。
包丁を振り回したり、自らの皮を剥いだりと、
どんどん過激になっていく奇行の数々。
ついにはアルツハイマーというだけでは説明がつかない程になり…。

強いジジババが出てくる作品は、やはり面白いのです!カナヘイきらきら
とはいえ、サム・ライミ監督の『スペル』(02)みたいな
笑いアリな感じになるんだろうなーとか思っていたのですが、
全然違った…!
寧ろシャマランの『ヴィジット』(15)ですね…!!

POVのモキュメンタリー風で進んでいき、
後半、POV故の暗さが目立つ映像なんかもあるのですが、
アルツハイマーというテーマを扱っているせいかとてもリアル。
女手ひとつで娘を育て上げたプライドがある老女と、
理由あって独り身を貫く娘のサラ。
でも2人の絆がちょっとしんみりカナヘイきらきら

だからこそデボラがおかしくなってくると、じわじわと怖さがやってきます。
『ヴィジット』系なのかな?それとも呪いとかのお話なのかな?
と思いきや、実はデボラがこうなったのには
ちゃんとした理由があるんです!

「トラウマ級」はちょっとオーバーな気もするし、
個人的には「ラスト10分の衝撃映像」よりも、
デボラの様子が悪化していくシークエンスの方がよほど怖かったですドクロ

デボラ役の女優さん、ジル・ラーソンの迫力もあって、
怖いババア(愛を込めて)映画になっておりますよつながるうさぎカナヘイきらきらカナヘイ花