またこんな時間にこんばんはです星

またちょっと前に観た作品ですが…
今夜の1本は
『ミッドナイト・イン・パリ』。
フライングドッグの宣伝・カンナさんと
ダリの話をしていたときにオススメしてもらった作品です。
ウディ・アレン監督作品!

小説処女作の執筆に奮闘しているギルは、
婚約者とその両親とともに、
憧れのパリへ旅行に。
ある夜酒に酔ったギルが街をふらついていると、
アンティークカーに乗った
1920年代風の風貌の男女にパーティーに誘われる。
そのパーティーはジャン・コクトー主催のものであり、
「グレート・ギャツビー」の作者であるフィッツジェラルドなど、
昔のアーティストたちが集うものだった。
そこでギルは、
自分が憧れてきた1920年代に来てしまったことに気づく。

タイムスリップ的なお話ではあるものの、
ギルは現代に戻ってこれないわけではなく、
0時過ぎからの夜中の時間、1920年代に行って帰ってこれる…
という何とも夢のあるストーリーキラキラ

「グレート・ギャツビー」のフィッツジェラルドを演じているのは
トム・ヒドルストン。
あー、顔が似てますな…ニヤリ
ギャツビーの豪奢なイメージからも、
フィッツジェラルドってこんな人物だったのかー
と納得させられます。

そしてヘミングウェイはコリー・ストール。
『ダーク・プレイス』の時も思ったのですが、
瞬きをせずじっと淡々と語るお芝居の仕方が
すごく特徴的な方。
最初こそ、ヘミングウェイってこんな豪胆なイメージなの?
と思っていたのですが、
観進めていくと、あ、たぶんイメージ通りだ!
とこちらも納得させられました。
真摯なまなざしが印象深いなー照れ

そして!!
出番こそ短いのですが、
エイドリアン・ブロディ演じるダリがもう!
もう!!
ぴったりです!
顔もぴったりだし、喋るイメージもダリそのもの…
(って会ったことあるわけじゃないですが)。
突飛なことを言うものの、
その奥底に「自分」を秘めている感じ。
ブロディって、改めてお芝居凄い方なのですな…!
ブロディのダリが見られただけで
私にはこの映画の価値があったかもですラブラブ(笑)
マン・レイも出てきて、
シュルレアリスム好きーにはたまりませんラブ

ヒロインは好きになれない感じの
意識高い系だし、
主人公のギルも夢見がちな野郎ではあるのですが、
全体的な雰囲気と、ロマンと、ワクワクと…
とても良い作品でしたハート

9月のダリ展、楽しみだなアップ