Born at the right time | めん100

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サイモンとガーファンクルのさわやかなハーモニーにあこがれ追及して止まない、
ちょっとマニアックな二人組アコースティックユニットがお送りするライブ活動日記&その他です!

1941年11月5日アート・ガーファンクルは父ジャック、母ローズのもとにミューヨークで生まれました。クイーンズ地区のユダヤ人街で育ち、ポールサイモンとの出会いを果たします。アートの覚えている初めて聴いた音楽はオペラ Pearl Fisher で唄われたEnrico Caruso とMario Ancona のデュエット。アートは当時まだ5歳でしたが、ハイトーンで唄われるこのメロディーが大好きだったことを今でもよく覚えていると語っています。アートは全校集会で Too Young を唄って人気を博し、将来は礼拝でのリードシンガーになりたいと夢を抱いていました。

 

ポールとの出会いは学芸会の劇、不思議の国のアリスでした。ポールが白うさぎ、アートがチャシア猫を演じ、ポールはのちの再結成コンサートのMCで、「あの時は僕がリード役で、アートはサポート役だったなあ」と言って観客を笑わせていました。出会いののち二人は親しくなりますが、アートはユーモアのセンスに溢れポールを惹きつけます。アートはまた物事を細部まで決め、リストを作り、ひとつずつこなして進めていく綿密さも持っていました。この性格がサイモンとガーファンクルとしてのサウンドづくりに大いに生かされたのでしょうね。