基本、育児記録としているブログですが。

 

今回は完全に趣味に特化した内容=スケオタの観戦記録を兼ねた観戦グッズの備忘録です。

とは言え、特定の選手LOVE♡な内容を綴るようなモノではありません(笑)

 

つい最近、埼玉で行われた世界選手権を2日間だけ観戦してきたところですが。

 

今回は半年近くも前の、2022年11月のNHK杯の記録です。

 

 

 


 

観戦データ

 

 

 

大会名

2022 NHK杯 国際フィギュアスケート競技大会
(グランプリシリーズ2022/23 日本大会)



会場

真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(北海道・札幌市)

最高気温:7~11℃
最低気温:2~6℃


 

日程 
1日目・3日目=公式練習観覧のため競技開始2時間前に会場入り
 

11/18(金) 大会1日目

競技開始:0:30
競技終了:20:30

 

11/19(土) 大会2日目

競技開始:0:00

競技終了:22:30

(表彰式含む)

 

11/20(日) エキシビション

競技開始:13:20

競技終了:16:00


 

移動手段
1日目:地下鉄 → シャトルバス
2日目:自宅からタクシー

3日目:自家用車送迎



座席

1日目・2日目(試合):スタンドS(南ロング端の方)

3日目(エキシビション):アリーナ(南ロングかなり端の方)


 

■衣類

アウター:アウトドアブランド中綿ジャケット(薄手)

上半身:半袖インナー+長袖ウール混Tシャツ(薄手)

ボトムス:ウールロングスカート(厚手)

下半身:レギンス(中厚手)+5分丈インナー

靴下:発熱ソックス+レッグウォーマー(薄手)

靴:ショートブーツ(防水)

追加防寒具:インナーダウンベスト
 レッグウォーマー
(保温材入り・中綿)

※アリーナ席の時のみ上記追加
 

 

■防寒雑貨

 ひざ掛け(スナップボタン付きの巻きスカートタイプ)

 ダウンスカート(座布団代わり)

 足裏カイロ

 

■持ち物 ※大会パンフレットは事前ネット購入

バッグ:リュック(A4ファイルが入る独立コンパートメント付き)

 小さめショルダーバッグ(貴重品用)

雨具:折り畳み傘

その他:双眼鏡(8倍)・書類ケース(国旗・応援バナー用)
 国旗(2枚)・バナー(1枚)・タオルバナー(1枚)

 目薬・ハンカチ(2~3枚)・メガネ(コンタクトトラブル時用)
 カロリーメイト・軽食(コンビニおにぎり・からあげクン など)
 水筒2本(白湯・コーヒー)

 ビニール袋 大小(リュック収納用・ゴミ用)

 



 


 

かれこれ15年以上のフィギュアスケートオタクファンでありながら、現地観戦経験はそれほど無いあたし。

独身~子どもが生まれる前までは、TVで楽しむモノでした…。

 

毎年行われる大会の中では、国際大会の生観戦は今回が初めてでした。

2017年のアジア冬季競技大会がホントの初・国際大会でした。

 

3日間で、4カテゴリー(男子・女子シングル/ペア/アイスダンス)全ての試合とエキシビション(ショー形式)が観られるとあって…

 

しかも地元開催!コレは行くしかない!

2019年にも地元開催されていましたが、下の子が2歳とかだったので断念していました…。

 

…ってことで、夫の協力のもと「専業主婦・母」から、いちスケオタとなって(笑)行ってきました。

 

 


 

期間前イベント

 

 

 

大会1週間前に、「フィギュアスケート体験会」なるイベントがあり。

市内在住(?)小学1~3年生を対象とした、スケート体験イベントが月寒体育館で開催されました。

 

事前抽選で募集していて、対象年齢だった娘が応募し、無事当選

 

完全に初めて・立つくらいはできる・経験者…とレベル毎にグループ分けされ。

娘は全くの初めてではなかったので「立つくらいはできる」レベルで申し込みました。

 

他にも小学4年生以上と思われる経験者チームもあったので、恐らくどこかのクラブチーム生も参加されていたと思います。

スピンとかジャンプとかできるレベルの子たちでした。

オリンピアンから指導受けるなんてステキー。

当日は大会アンバサダーも務められていた、オリンピアンスケーターが講師として指導。
それが目当てで申し込んだ部分も若干…いや結構あります(笑)
だってこないだまで現役選手だった方ですよー。
 
最後には模範演技を披露してくれたりもして、眼福…!

 

*こぼれ話*

実はイベント開始直前。

リンクサイドに降りていたあたしと娘でしたが、カメラを2階客席にいる夫に預けっぱなしだったことに気づき。

(撮影OKのイベントでした。講師の画像はSNS掲載不可なので載せませんが…)

ダッシュで取りにリンク裏の階段へ向かうと、ちょうどリンクサイドの真裏がそのスペースで。

登場まで待機していた講師スケーターと鉢合わせし、その空間に2人きりに…!

これまで現役時代の活躍を見てきた方なので、キャー!となりかけましたが、そこはこらえて(笑)

「あっこんにちは!今日は(子どもが指導してもらうので)よろしくお願いします!」…と、保護者としてご挨拶。

「よろしくお願いします」と返していただき…予期せぬ思い出となったのでした。

現在はショー出演等もしつつ、コーチとして邁進中とのことで…今後の活躍を応援していきたいと思います。

 

もうスケオタ母としては、この上ない楽しいイベントでした。

あたしが教わりたかった…!(笑)


 



さらに大会前~期間中にかけて、大会関連イベントとして展示催事も行われており。

 

大会前日の日中、ひとりで見に行きました。

こういうところがオタク…いや、地元開催の大会を目いっぱい楽しもうと思って(笑)

過去含む、大会出場選手の等身大(?)パネルがあったり。

 

過去の大会のポスターなんかも掲示されていて、懐かしく見入ってしまいました。

翌日の現地観戦へのわくわくを増幅させて、翌日からの大会スタートを迎えました。

 

 


 

大会1日目

 

 

 

出場国の国旗が並んでると、THE・国際大会!…って気分が上がります。

 

大会初日、この日は10:30の開場目がけて現地へ向かう予定でした。

 

通常通り娘を学校に行かせてから、夫の車で息子の幼稚園へ。

 

周辺で下ろしてもらって、あたしは息子を幼稚園へ引き渡し。

 

そこから地下鉄で真駒内へダッシュ。

 

真駒内駅からは、既に運航予定時刻より早くシャトルバスが動いており、即乗車。

 

結局、開場30分前の10:00ぴったりくらいに現地に到着することができました。

既に開場待ちの行列はできていましたが…それでもまずまず早い方だったと思います。

 

整列順に入場して、まずは自分の座席へ…。

 

理由は、公式練習が見たいから!

席へと急ぐあまり、入口で配ってた北海道限定のポテチをもらいそびれました…翌日はしっかりもらいましたけど(笑)

てか何で配ってたんだろう…。(美味しかったからその後も買って食べてます 笑)

 

公式練習を実際に見たのは初めて…うれしかったですね。

この日は最終競技の男子シングルの公式練習が行われていました。

 

そしてまだ客席にそれほど人が入っていないこともあり、この時間が一番寒かったです。

 

その後、試合が始まり…ペア・女子・アイスダンス・男子の順に観戦。

 

休憩や製氷中はトイレが混むことはわかっていましたが、なるべく全選手の演技が観たい。

 

なので、水分摂取のタイミングに気を遣いながら観戦して、休憩時間は20分くらいトイレの列に並びました。

自分の観たい選手以外はどうでもいい、ってスタンスの方もいるらしいけど…。

短い競技と競技の合間に客席移動するの、ずっと着席してるお客さんに申し訳ないですもんね。

 

食事はそばやうどん等、軽食コーナーでその場で買うこともできましたが、そこも並ぶわけで…。

 

休憩もそれほど長い時間ではないので、あたしはトイレ並びに専念。

 

食事は座席やコンコースでも食べられるようなモノを持参しました。

この日はツナマヨおにぎり+からあげクン。

 

スタンド席とは言え、やはり冷えるので水分摂取は水筒持参で白湯をちびちび。

 

ホットコーヒーも飲みたくて、自宅で淹れて行きましたが…水筒の蓋が甘くて少し漏れちゃったという。

ビニール袋持ってて良かった…。

汚れた水筒を洗うのに、長蛇の列をかき分けて横入り(洗面しか使いませんが)しなきゃいけなかったのが大変でした…。

 

座席は知ってはいましたが、古いので冷たいプラスチックみたいな材質の椅子で。

 

とても長時間座っていられないので、座布団必須でした。

あたしはダウンスカートを腰回りに巻いて座布団代わりに…スタオベしても落ちたりズレたりしなくてよかったです。

 

しかも隣の人と肩が触れ合うくらい間隔が狭いので、気を遣うのですが。

 

3日間通しで買っていたこの座席、両隣が良識ある女性客で過ごしやすかったです。

通しチケットを買ってまで観戦するくらいだから、本気のスケートファン=マナーがわかってる人たちだったんだと思います。

ヘンな人(リアクションがでかい人、前のめりになって視野を遮る人)が近くにいると結構ツラいけど、そればっかりは運…。

 

かれこれ10時間の観戦を終え…この日はシャトルバス&地下鉄で帰宅。

子どもたちは娘は学童、息子は預かり保育。

夫が会社を夕方早退して迎えに行ってくれました…。

 

22時前には自宅に着きましたが、皆寝ていて…感想を語る相手もおらず(苦笑)就寝。

 

 


 

大会2日目

 

 

 

それほど寒くもなく…でも曇ったり雨でスッキリしない天気でした。

 

この日は夫が午前中会社で、公式練習を見に行くことができず涙を飲んだ日でした…。

この日だけチケットを買ってた姉はひとりで見に行ってましたが…。

 

夫の帰宅と同時に子守りをバトンタッチし、タクシーで駆け付け試合開始15分前くらいに到着。

 

何とか姉と合流して、頼まれてたバナータオルなんかを渡して各自座席へ。

姉とは全然別々の座席(笑)

いつも一緒に行ってもそれぞれがチケット買うので、ぼっち観戦です…。

別に試合中はどうせしゃべったりしないし全然平気。

 

休憩時にはまた合流して、お互いが買ってきたサンドイッチやパンをシェアし合いながら栄養補給。

そーいうところ、姉妹なので気兼ねなくてラク(笑)

 

試合の結果が決まる2日目、盛り上がるしトップ選手が近づくにつれてスタオベ演技が続出。

 

自国選手に限らず、良い演技にはスタオベして惜しみなく拍手を送り。

敵味方とか関係なく賛辞を送れる…そういうところが素敵なスポーツだと思っています。

 

贔屓の選手の時には、その選手の国の国旗を振ったりバナーを振ったり。

バナーはきちんとプリント会社に自作データ入稿して製作してもらっているガチ勢です(笑)

 

試合展開関係なく、応援を全力で楽しみました。

 

座席も初日と同じなので、少しずつ隣の人とコミュニケーションも。

応援中のマナーだとか振舞いで、言葉を交わさずとも何となく「この人いい人そうだな」ってわかります。

 

お話したのは恐らく同世代くらいの、あたしと同じくひとり観戦の女性。

 

一番好きな選手の時には、ついつい応援に力が入るし。

と言ってもこの頃はまだ歓声を送るのは禁止だったので、めっちゃ拍手するくらいしかなかったんですが(笑)

 

ましてあたしみたいにバナーを掲げてると、誰のファンかわかってしまうわけで。

 

「〇〇選手のファンなんですね」って話しかけられ…その後も休憩中に話し込み。

 

結果、関東から来られたその人も同じ選手のファンだったことが分かり、楽しく語り合いました。

ただ特定のひとりのファン、って言うよりは好きな選手が複数いる人も多いはず。

(あたしもそうです)

 

試合が終わる頃にはすっかり打ち解けて、会場を出るまでずっと一緒に歩いて話し込んだくらい。

 

残念ながら翌日は、あたしが欲に駆られてアリーナ最前列の席を別途ゲットしてしまっていたため、その方とはその日でお別れ。

あたしのバナーを褒めてくれたり、連絡先聞きたいくらい良い人でした…!

 

そんなファン同士の交流も、この大会の思い出のひとつになったのでした。

かたやスタンドA席だった姉の周囲には、しゃべりのうるさいマナーの悪い客がいたらしく。

イライラした姉は、何かの折に直接注意した模様(笑)

 

その後、少し遠くの駐車場に停めた姉の車で送ってもらって、無事2日目も終了。

 

 


 

大会3日目

 

 

 

楽しい3日間もいよいよ終わり…。

 

この日は試合よりはスタート時間が遅いエキシビション。

 

日曜日の昼間ということで、夫の車で送ってもらい。

 

子どもたちに「楽しんできてねーー!」と、見送られながら行ってきました(笑)

ちなみに大会1・2日目については「スケートを観に行く」とは言わずに出かけてました…。

義実家とかでバラされそうだから。

 

しっかり開場前から並び、こちらも公式練習から観覧。

 

3日目にして初のアリーナ席は、端っこの方ではあるけれど最前列とあって臨場感たっぷり!

 

海外選手も含めリラックスした表情で、各自自分の演技の確認をしていました。

 

ヒヤッとしたリンクからの冷気も感じられて…寒くてレッグウォーマーを重ね履き。

 

公式練習が終わった頃は、一般客(開演に間に合うように入場している人たち)が場内に入り始めた時間帯。

 

パパッとおにぎりを食べて、トイレを済ませてスタンバイ。

試合より短時間なので、開始前にトイレに行っておけばOK。

 

試合こそ、リンク全体が見渡せる席の方がバランスが良くて好きなのですが。

 

エキシビションとなると…やはり近い方が良くて。

フィナーレで選手たちがリンクサイドのお客さんの近くをぐるぐる周ってくれるので…。

 

いや、最前列取り直してホント良かったです。

「滅多に現地観戦なんてできないし!」

「地元開催の大会なんて、今後数年はないし!」

「次、いつ観られるかわかんないし!」

「次の地元開催の時、某選手が出るかわからないし!」

…ってことで(全部言い訳)財布の紐が緩んだあたしですが…悔いはありません(笑)

 

たくさんの思い出をありがとう、真駒内…!

 

 

 


 

…と、暑苦しく語りましたが。

 

スポーツ観戦でありながら、何か舞台やコンサートを観に行った後のように、しばらく余韻に浸れるのが良いところ。

 

日々の育児や家事のご褒美…ではないけれど、ホント最高の現実逃避でした。

まあ夫なりに、日々出張等であたしにかけている負担なんかを考えてくれたんだと思います。

 

で…この時は地元開催だから行かせてください」

 

ということで現地観戦させてもらったわけですが。

 

まさかそれからたったの1ヶ月半後

 

国内大会である、全日本選手権(=世界選手権に出場する日本代表選手が決まる大会)をTV観戦した後。

 

「一生のお願いです、

埼玉に行かせてください」

※今年の世界選手権は日本(埼玉)開催

 

と、夫に懇願しているなんて…この時は思っていませんでした…(苦笑)