今晩のビールはプレミアム? | 学びながら呑みログ

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呑みネタ 2014年4月11日 今晩のビールはプレミアム?

プレミアムビールは、普通のビールに比べて価格が2~3割ほど高いが、厳選した材料を使用し、熟成期間を長くするなど、こだわりの味が特徴の高級ビール。昨年のプレミアムビールの販売量は前年比で約7%も伸び、ビール類の市場全体に占める割合も約7%に上るなど、急速に拡大している新ジャンルだ。中でも、人気の火付け役となったサントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」は、昨年の販売量が1700万ケースを超え、ビール市場ではアサヒビール「スーパードライ」、キリンビール「一番搾り」に次ぐ第3のブランドにまで成長した。そのため、いまやビール大手がこぞってプレミアムビールの新商品を投入しているのである。

なぜ、プレミアムビールが売れるのか。

「いまビール類で売れているのは、スーパーの特売の定番商品となっている第3のビールとプレミアムビールだけ。ビール市場では低価格と高級ビールの2極化が進み、消費者はこの両方を生活の中で飲み分けているのです」

サントリーの行った調査によると、「家庭でプレミアムビールを飲む回数が1年前より増えた」は44.4%。前回調査より12.8ポイントも増えている。「どんなときに飲むか」で、「休日・週末」が21.2%、「祝い事・イベント・誕生日」が14.2%、「ゆっくり・リラックス・くつろぎたいとき」が13.7%、「自分へのごほうび」が11.9%。

だが、市場にプレミアムビールというジャンルはない。サントリーが「ザ・プレミアム・モルツ」というニッチな商品を出しただけ。その商品が売れて、他のメーカーも出して、そしてプレミアムビールといっているだけ。

「ビール業界で唯一の成長ジャンルに参入せず、指をくわえて見ているわけにはいきませんからね。ビール需要は1994年をピークに右肩下がりを続けています。発泡酒や第3のビールを含めたビール類市場は、03年に5億1344万ケースありましたが、13年には4億3357万ケースまで落ち込み、9年連続のマイナスになっているのです」

市場全体の半分を占めるふつうのビールは5.7%減と特に落ちている。もはや業界はプレミアムビールに頼るしかない。ただ、プレミアムビールがどこまで市場を支えられるかはわからない。

http://biz-journal.jp/2014/04/post_4556.html

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プレミアムビールを、「ささやかな贅沢」という一時の流行と考えるか、新しいジャンルと考えるか。プレミアムビールもそうだが、最近の新商品、限定商品、リニューアルの忙しい展開は、まさにメーカーの模索、迷走中といったところ。まあ、ビールメーカーに限らないが。

でわ。

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