九州の日本酒は世界へいけるか? | 学びながら呑みログ

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呑みネタ 2014年2月6日 九州の日本酒は世界へいけるか?

2013年、世界最大規模のワインコンペティション「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」で、日本酒部門「チャンピオン・サケ」に福岡・喜多屋の「大吟醸 極醸 喜多屋」が選ばれた。2011年の佐賀・富久千代酒造の「鍋島 大吟醸」に続く九州勢の快挙。

国内の消費減、日本酒消費減を憂いてばかりではしょうがない。喜多屋は、現在10国に輸出。福岡、佐賀の酒蔵も喜多屋に続けと国外市場をめざす。

「和食」が無形文化遺産となった。日本酒が「SAKE」となって広まるチャンスだ。

>九州というのが、なんとも。以下、話は変わって、九州の酒といえば焼酎。

麦焼酎は長崎の壱岐焼酎が、米焼酎は熊本の球磨焼酎が、芋焼酎は鹿児島の薩摩焼酎が、そば焼酎は宮崎が発祥。そして沖縄の泡盛、奄美諸島の黒糖焼酎など。大分は乙類焼酎出荷1、2位を争う麦焼酎「いいちこ」と「二階堂」が有名。

だが、実は日本海側の福岡、佐賀は、酒といえば日本酒。焼酎より日本酒のほうが有名で、酒蔵も多い。

ちなみに太平洋側の日本酒の酒蔵は、宮崎に千徳酒造、雲海酒造の2つ、沖縄に泰石酒造の1つ。鹿児島は1956年から1970年まではあったが、以後はなかった。焼酎「海童」「薩摩富士」で有名な酒蔵・濵田酒造が、2012年に、40年ぶりに日本酒を造った。濵田酒造は1968年創業。創業以来の悲願だ。

でわー。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/140205/fkk14020502060001-n1.htm