呑みネタ 2014年1月29日 ニッカウヰスキーの当たり年?
サントリーのウイスキーメーカー・ビームの買収など、ここ最近のウイスキーネタに続いて。
サントリーとニッカウヰスキーには、ちょっと楽しい話がある。
ジャパニーズウイスキーは、スコッチウイスキーの伝統を学んだ竹鶴政孝が、サントリー(当時は寿屋)の創設者・鳥井信治郎に請われてサントリーに入ったところから始まった。竹鶴は、みずからが学んだ技術をスタッフに教えた。そして1929年に「白札」を発売。
しかし竹鶴は、その発売前にサントリーを辞めて、じぶんの思い描くウイスキーを作るためにニッカウヰスキー(当時は大日本果汁)を創立。創立当時はリンゴジュースを作っていた。ちなみに日本初の果汁100%ジュースらしい。しかも品質にこだわりすぎて高くて売れなかったらしい。
1940年にニッカウヰスキーを発売。
1940年にニッカウヰスキーを発売。
現在、ニッカウヰスキーはアサヒの子会社。蒸留酒を作るながれで、アサヒの缶チューハイ「カクテルパートナー」「ハイリキ」なども作っている。
ジャパニーズウイスキーは、「日本のウイスキーの父」と称される竹鶴がサントリーに入らなければできなかった。そのサントリーとニッカウヰスキーの2014年が楽しみだ。
でわでわ。
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20140128/ecn1401280738002-n1.htm