みなさんこんにちは。境界知能当事者ノミです。
今回は、
自分に返るスケジュール帳(12年HARM)
についてのお話です。
私は自作スケジュール手帳を使っています。
自作なので気軽にアレンジしやすく、いつでも変更が出来ます。
特性上難しいことも、スケジュール帳を使ってカバーできる部分がありますので、ぜひ、お助けツールとして使っていただければと思います。
このような方におすすめの記事です
・発達障害をお持ちの方
・望む方向へ変わっていきたい方
・毎日の目の前のことで手一杯な方
12年HARMとは、なんだろうか
人の悩みは、HARMの法則で分類ができる、という説があります。
HARMの法則は、以下の4つのジャンルから成り立っています。
HEALTH 健康
AMBITION 夢・楽しみ
RELATION 人間関係
MONEY お金
この観点で、これからの12年をざっくりと見てみよう!というパートのことを、12年HARMと呼んでいます。
使い方
下の画像が、12年HARMです。
こちらが12年HARMです。
基本的に年間HARMと同じように使います。
左端と右端に薄く線を引いてあり、左端が今の時点で、右端にはどうなっていたいかというゴールを書いてみます。
真ん中はフリースペースで、右端のゴールに向かうキーワードや手段を書き出してみます。ざっくりとでOK!
未来は誰にも分からない。でも…
12年後。
とても遠い未来のように感じるかもしれません。
長い期間だからこそ、日常では叶わない大きな望みが叶いやすいとも言えますね。
一生懸命、様々な事をこなす日々。
目の前の幸せを叶えることで、手一杯かもしれない。
日々の忙しさの中、ふと、立ち止まったとき。
「私の最初の願いは何だっけ?」と、思うことがあるかもしれません。
そんな時こそ、大きな目線で俯瞰してみることが、望む人生への近道かもしれませんね。
12年HARMを書き終えたら…
都度読み返してみて、アイデアを書き足してみよう
12年HARMを書き終えたら、日にちを改めて見返すことも大事だと思います。
一度書くことよって、今まで持ったことのない概念や選択肢が生まれているはずです。
新しい視点が芽生えることで、色々なことがキャッチできるようになり、関連性に気付いたり、調べるために時間を割く必要性も出てくるかと思われます。
まずは書くことで選択肢を増やし、都度見返してよりフィットすることを挙げてみましょう。
(湧き出たアイデアは、DOのページに書いてみてもいいですね。)
年間HARMへ落とし込んでみよう
今できることを書いてみよう
例として、以下に書いてみますね。
ゴール:12年後も、動ける体でいたい!
- 今から出来る、続けられる運動習慣を身に付けたい
- 日常の延長線上で出来る運動習慣を取り入れたい
- ラジオ体操、太極拳、ヨガ、おさんぽなど、比較的軽めの運動なら、12年間続けられるかもしれない
- スロートレーニングについて調べてみる
- 地域のサークルはあるだろうか
- 年齢別での運動強度を調べてみよう
- 好みとして、楽しくゆっくりな運動がしたい
- ハイキングも楽しいかも
- 比較的負荷が軽め筋トレはあるだろうか
- どこの部分を鍛えたいたいだろうか
小さく試してみることで、
「長年憧れていたけど、なんだかやっぱり自分の好みに合わない」とか、
「今はこれが流行っているから、きっと私もこれが好きなはず!」
という、ギャップに気付きやすくなります。
今のあなたが、未来を作っていく
書き出し、向き合うことによって傾向を知り、自分が本質的に求めているものを知る。
未来の私ははきっと、こんな思いを持ち、こんなことを求めるはず。
今のあなたが未来を作っていく。
だから、自分の傾向を知っておくことは、重要だと思います。
12年後の未来を考えることは、いわば人生の指針を決めるきっかけにもなりそうですね。
今回は、
自分に返るスケジュール帳(12年HARM)
についてのお話しでした。
次回は
おまけ・オプション(自分年表)
についてお伝えしたいと思います。
それではまた!
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