みなさんこんにちは。
境界知能当事者ノミです。
今回は
自分に返るスケジュール帳(週スケジュール)
についてのお話です。
私は自作スケジュール手帳を使っていますが、自作なので気軽にアレンジしやすく、いつでも変更が出来ます。
特性上難しいことも、スケジュール帳を使ってカバーできる部分がありますので、お助けツールとして使っていただければと思います。
このような方におすすめの記事です
・無理矢理予定を詰め込みがちな方
・もう少し安心して時間を過ごしたい方
・約束の時間に遅れがちな方
バーチカル式がおすすめ
ホリゾンタルやレフト、ブロックタイプなどがありますが、バーチカル式をおすすめします。
例えば、10時に約束をしていたとしても、準備したり移動するという時間が発生しますよね。
その後に違う約束を入れていたり、先約の時間が押すなど、予定が混みあう場合はなおさら時間の把握が難しいと思われます。
そんなときに、パッと見て時間の流れが分かりやすいバーチカルタイプなら、比較的安心して過ごせると思います。
実際に動ける時間に気付いてみよう
1日は24時間ですが、ご飯を食べたり、眠ったり、お風呂に入ったり。自分のケアをする時間は必ずありますよね。
自分をケアする時間と、実際に動ける時間について気付いてみましょう。
時間の切り分けができると現実的な予定となるので、「なんでこんなに時間があるのに、全く進んでいないの!?」と自分いじめをする時間が減ります。
自分も周りも安心な状態になるので、ぜひこの時間の勘違いに気付いていただければと思います。
下準備をしよう
自分をケアする時間を斜線で書いていきます。
私の場合は、このような感じになります。
10時まで、12時~14時、18時~を、ケアの時間としてとっています。
仮で上記の時間帯に斜線を書いておき、平日は全時間に斜線を引いています。
この斜線がひかれていない時間、これが実際に動ける時間です。
思っていたより動ける時間が少なくてショックかもしれませんが、少なめに見積ることで付随して発生する出来事に対しての余裕が生まれます。
完璧な予定はありません。その都度軌道修正していきましょう。
実際に使うときのポイント
「余裕」を織り込んでおこう
場合によっては、交通機関の遅れや前の予定が長引くということもあるかと思います。
なので、もし可能なら、先約の後に1枠程度時間を開けておくと、次の予定に影響が出にくいので、自分も周りも安心です。
気軽に続けられる方法を見つけよう
体力が残っていなかったり、早めに行動をしたい、などなど。予定変更をするときはありますよね。
そんなときは気軽に予定変更をしてください。
ふせんの場合はそのまま貼り付け直して移動しますが、ボールペンなら修正液、シャーペンなら消しゴムが必要になります。
ご自身が使いやすい・続けやすい方法を選んでください。
記録として使うなら筆記用具を選ぼう
また、実際に過ごした時間を書き残していくことも重要だと思います。
あとで振り返ったときに、病院や体調不良、何にどれだけ時間を使ったかについて調べたいときや、スケジューリングをするときに役立ちます。
ですので、温度で消えるタイプの筆記用具はあまりおすすめしません。
温度で消えるタイプの筆記用具は、高温になる時期に車に置き忘れたり、温かい飲み物を置くことで文字が消えてしまうことがあるようです。
(冷蔵庫に入れれば復活するのかもしれませんが…)
予防や対策をするうえでは、温度によって消えないタイプの筆記用具をおすすめします。
今回は
自分に返るスケジュール帳(週スケジュール)
についてのお話でした。
次回は
年間HARM
についてお伝えしたいと思います。
それではまた!
発達障害、境界知能の女性の方向けお話し会を定期的に開催しています。
よろしければご利用ください。
おしらせ一覧はこちら。