結果
敗戦と罰ゲームはセットや…と、
独自のルールを設定し、
前回の敗戦で、懲役8ヶ月・執行猶予はフルマラソンと言う罪を自らに課せ、
ピリオドの向こう側を目指し、
無事にスタートラインへ…


NOMANのクソみたいな人生の中でも30km以上走った事がなく、
32歳にして初マラソン。
魔裟斗さんが2009年に記録した3時間51分14秒を軽く最低20分以上更新をして、
目標は3時間20分前後に設定し、
いざスタート…
スタートのロスタイムも約2分くらいで予想以上に早くスタートする事に成功し、
順調な滑り出し。
ランナー渋滞の中、最初の1kmは4分45秒。
5kmの通過が22分59秒。ロスタイムを入れて25分14秒…
予定通り過ぎる…
しかし、7kmで1週間前に痛めてしまった左ふくらはぎに、ピンポン球くらい大きさの軽い痛みが発生するも、
体力もまだまだある感覚で痛みも問題なくイーブンペースで20km、1時間33分25秒で通過…
1km4分40秒ペース。。。
全く無理せず思い描いたペースで順調、順調過ぎる…
これは、単純計算でこのペースで行くと3時間17分台・・・どんなに後半バテても3時間30分は確実にまとめられると確信。
呼吸は乱れる事はなく順調に進んでいたが、異変は23km地点を超えてから発生…
何故か腕が軽くつり始めたのだ…
そして、間も無く両足ににも違和感が発生し、
こりゃまずい事になりそうだとペースを落としてストレッチを何回か入れ様子を見る事に…
これがマラソンか…
少しでもペースを上げようとすれば、もう両足の全ての筋肉がスパークしそうなのだ…
このままだと死亡してしまうと自信から確信へと進化し、とにかく棄権だけは避けたいと、目標にしていた記録は諦め完走を目標を切り替え、
なんとか30kmまではジョギング程度では走れ、芝公園に差し掛かった所で、
ジャンケン・ポン… ズゴー とでも言いましょうか…
ついに両足が激しい痙攣…
一歩も踏み出せなず何も出来ない状態に…
マラソンは30kmからとよく言われますが、
マラソンはホンマに30kmからやんけ…と、感じたのであります。
NOMAMはストップし痙攣が治まるのを縁石で待ち、
救護班に声をかけて頂きながら、なんとか両足に爆発物を抱えながらも、軽く走れるまでに成長し、
無念のリタイアはなんとか避ける事に成功するも、予断を許さな状況なのです。
この状況で残り10km以上…本当に地獄なのです。
少し着地と地面を蹴る強さを間違えると激しい痙攣が待ち受けているのです。
何度も痙攣し、何度もストップ休憩を挟まなければならず、少しの判断を間違えば棄権もあり得る状況で、
これは完全に罰ゲーム中に追加された罰ゲームなのではないか。。。そう考えられるのであります。
前半早々に余裕で抜き去った、フリーザやウルトラマン。トマトの衣装や私服のランナー…こんなおふざげが過ぎるランナー達に25km以降、密かに練習していた自分が、いつの間にか抜かれてゆくのであります。
俺は情けないと涙が流れてきそうな、そんな時、この曲が自然と思い浮かんで来てしまったのです。
エレカシの歌をBGMに一歩一歩確実に歩を進め、何とか完走し、ゴールする事に成功したのであります。


出走前はピリオドの向こう側を目指し、走り始めたのでありますが、
実際にたどり着いたのは、痙攣と痛みの向こう側へ行ってしまい、
両足破損、全治10日のダメージを負ってしまったのです。
全身の痛み、おふざけが過ぎるランナー達に抜かれる絶望感等・・・罪を償う目的としては最適な罰ゲームであったのかも知れませんが、
確実に達成できる最低限の目標3時間51分14秒という記録すら破れていないという結果・・・
確実な失敗は身長170cmくらい、78kgのライトヘビー級での出走・・・
後半の撃沈失速…
前半戦、どれだけ快調に行こうが、42,195kmのタイムが全て。。。
絵に描いたようなマラソンの失敗パターン…
それを成功させてしまったのでありますぞ。
と、言うことで今回の罰ゲームはカウントされない事をたった今、決めました。。。
陰ながら応援して頂いた数少ない皆様、監視して頂いた皆様、ありがとう。いいクスリです。
次回予告
またNOMANがマラソンでリベンジするってよ。