ヒト氏が来た。
私NOMANは骨と肉をスパークしあった因縁のカマキリヒト氏をフルボッコにしてやろうと意気込んでいたのだ。
しかし、通称:カマキリヒト氏も同じことを考えており、
一般的にスパーで使用される16ozのグローブではなく、やや薄い14ozのグローブを持ってきており、
非常に悪質な思想でNOMANとのスパーしに来ている事がすぐに確認できたのであります。
NOMAN氏は過去2戦(1勝1敗)の経験から、技術的にはNOMAN氏の方が上だと確信しており、
ある程度余裕を持ってスパーに挑んだのであります。
するとどうでしょう?
1週間仕上がりの早い為か、NOMANに対する増悪の強さからか、それとも圧倒的なフィジカルの差か・・・
私NOMAN氏は開始早々約20秒でめちゃくちゃなカマキリ攻撃に骨を折られらたかもと思うわせるくらいの攻撃を被弾してしまい、
最後まで挽回する事が出来ず、
判定負けを喫してしまう屈辱を味わされてしまったのであります。
いつも悲壮感が付きまとっているカマキリヒト氏が、
スパーを終え、今まで見た事のない充実感を感じている表情をしているではありませんか・・・
練習が終わるまで表情は明るく、
充実感に溢れた笑顔でバイクで立ち去って行ったのであります。
その表情を見て私は決めました。
次回予告、
『カマキリヒト氏、練習中の怪我によりkrush8.14
欠場の巻』
ご期待下さい。