~~セカンドキャリア・海賊の勧め①~~
プロ、アマ問わず、スポーツ選手は怪我や病気、技術や加齢による体力の限界、モチベーション低下、その他、将来の不安など人によって様々な理由で必ず引退に追い込まれる訳ですが、
格闘技に至っても人を殴打し切り裂いたり、人が倒れたら喜ぶようなド変態が集まる達が競技ですから、怪我などが多く選手生命は比較的短く、
明日、引退しても苦労しないように、セカンドキャリアは考えておかなければなりません。
そんな発言をしてしまえば、引退後を考えるてる奴はダメだとか、ハングリー精神がないとか、理想論を振りかざし、
選手の人生や生活を保障もしてくれるわけでもないのに、無責任な人間や指導者から攻撃を受けてしまうのであります。
精神論的には間違いないとは思いますが、現実論で言えば生活出来ての格闘技であって、
スポーツや芸能に限らず、どの世界も似たような形だとは思いますが、団体、その他、友人や関係者が引退後の仕事や生活を保障してくれる訳でもなく、
野球やサッカー、その他ほとんどのスポーツ選手は、悪く言えば使い捨てであり、自己責任でしっかりキャリア形成していなければ苦労する確率が高くなると予想出来るのです。
職を持ちながら現役をしている人は別ですが、
社会的信用のないバイトとファイトマネーで生計を立てる人は不安を抱えながらしている人は多いと予想され、
例えば30歳を超えて引退後に就職を考え、第二の人生を安定的に暮らしていくのは、新卒の学生に比べると、かなりのハンデを背負わされるのが現状であります。
一般の人が就職し、学校を卒業し就職するなかで、好きな事をしてお金を貰っているので自業自得の一言に尽きるのですが、
現役引退後に就職するにあたって格闘技経験で有利に働く業種で想像出来るのが警備会社やヤクザの鉄砲玉くらいしか思いつかず、
たとえボクシング、キックボクシング、総合格闘技のチャンピオンでしたと大手の企業や有名企業の面接や履歴書などでアピールしても、
一部例外はあるとしても、格闘技のチャンピオンという称号が公的資格なんぞに太刀打ちなど出来ず、だからどうしたの?と寒い感じになる可能性が非常に高い状況だと個人的に思うのであります。
スポーツを頑張って来た人を積極的に採用してくれる会社もあるとは思いますが、
やはり非日常の演出が求められている業界であったりもするので、仕方のない部分もありますが、
記者会見などでの頭と頭をぶつけ合っている場面や、対戦相手を罵しったりしている田舎のヤンキーキャラタイプの下品な人が目立ち、更には格闘家が事件を起してしまったりと、過去の行動や事件の積み重ねで現在、格闘家というのは世間一般的イメージとして、
①怖い
②バカ
③低学歴
④すぐ殴る
⑤事件を起こす
⑥ヤンキー
⑦犯罪者
上記のイメージを刷り込まれている一般の人が多数いるのが現状で、
毎日の様に普通とされているサラリーマンや主婦、オタク系の人、七三分けの人間が、凶悪事件や殺人などを犯したニュースが連日のようにやっているのにも関わらず、
どうしようもない格闘家が事件などを起こしてしまうと、やっぱりね・・・といった、
格闘家=危険な人間、と一括りにされているのが一般的なイメージと予想するのであります。
わたくしNOMANも無駄で有害な情報を発信し続けたり、カリスマニートをリスペクトして生きており、上記の項目が数個当てはまってしまっているので、
格闘家のイメージダウン継続に一役買っており、非常に申し訳なく思っております。
いつもの如く前置きが長く、結局何が言いたいのか分からなくなってきましたが、
わたくしNOMANは、ある仮説を立てたのであります。
どう考えても、97%近くの選手が社会的信用を現在得られていない格闘技におけるファイトマネー1本だけでは食べていけない、生活できない、将来の安心がないこの業界で、このキックボクシングと言う競技で、安心して選手生活を送るには、
最低でも現役引退後の人生が安心して過ごせるという事が競技の発展や競技人口の増加、選手のレベルアップに繋がったりするのではないかと仮説を立ててしまったのであります。
~長すぎるので次回に続く~
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