マネジメントというのがあります。これは100人いたら100人に通用するマネジメントの方法はこの世に存在しない。人間は人それぞれ教育水準や価値観や性格や興味のある分野などが大胆に異なっており、100人いたら100通りではないにしろ、かなりの数のマネジメントのやり方を実践しなくてはいけない。従って、マネジメントをする人は普段から勉強家や努力家でなければならない。世の中の人で、その場に10人位いたとして10人に対する教え方やマネジメントの仕方が全く同じ人がいますが、当然、人それぞれ大胆に異なってきます。

 また人間の能力開発の70%は経験で説明できる。様々な経験を積むと自然と能力開発は出来る。もしも、経験を積むことが出来ないのであれば、①大学教育を受けてみる。②資格勉強をしてみる。③数多の書籍を読むだけ読む。等のやり方がある。

 能力開発や人間の学力で言うと、心理学の知見では①人間の能力は固定化されている。②人間の能力は増大させることが出来る。①と②の異なった考え方では、②の考え方を持った人で成長する人の割合が高かった。

 また人間の知能では、流動性知能と結晶性知能がある。結晶性知能は年月を経ると経験が積み重なって、若い頃よりもより判断が出来たり、より判断が正確になったりする。