教育社会学概論の書籍によると、これは中曽根内閣の時にこの概念が提唱されました。生涯学習というと、一般的なイメージでは資力のある中高年が趣味で勉強する。というイメージになりますが、文部科学省が生涯学習として考えていたのが、ドロップアウトした人たちの受け皿として生涯学習という概念を考えた。既存の高等教育の仕組みではドロップアウトした人たちの受け皿が存在しなかった。このような考え方を踏まえて、放送大学も設立されました。

 生涯学習というマイルドなネーミングではなく、明確に理解しやすいネーミングだと「再チャレンジ学習」「敗者復活戦学習」「立ち上がり学習」このようなネーミングになります。

 現在リカレント教育やリスキリング教育も盛んになってきました。ゲーム感覚で勉強できるサイトも存在しているので、興味があればチャレンジしてみてください。